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前年産比2%増加 主産県の荒茶生産量

主産県の荒茶生産量は前年産に比べ2%増えたと農水省が2月24日発表した。 

 主産県では収穫目的で茶葉を摘み取った摘採実面積(収穫面積)が前年産に比べ1%減少。4万600haとなった。静岡県などの高齢化による廃園などが原因。しかし鹿児島県などでは近年の新植により摘採園地が増えている。
摘採延べ面積は9万3000haで前年産比1%の減少。 主産県の生葉収穫量は43万7000t。鹿児島県なとでおおむね天候に恵まれ、生育が順調だったことから前年産に比べ6800t(2%)増加した。摘採面積は減ったが、10a当たり生葉収量が前年産を上回ったため。 生葉の10a当たり収量は1080kgで前年産を30kg(3%)上回った。
主産県の荒茶生産量は9万3500tで生葉収穫量が増えたため前年産より1400t(2%)増えた。茶種別にみると、普通せん茶が約7割を占めている。

(2009.03.02)