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集団給食の市場規模2%減少 外食産業総合調査研究センター

 法人交際費の減少などで平成20年の外食産業市場規模は前年より0.5%縮小して24兆4315億円になったとの推定を食の安全・安心財団の外食産業総合調査研究センターが6月9日発表した。

 その中でファストフードのハンバーガー店や、お好み焼き店など『その他の飲食店』は3.3%増加し、また『食堂・レストラン』は0.9%増えた。
 逆に『そば・うどん店』(立食いを含む)は0.2%減り、『すし店』(回転を含む)は0.1%減った。
 『喫茶店』の4.4%減少も目立つ。「料亭・バー等」は1.3%減。ホテルや旅館など「宿泊施設」は単価や稼働率が改善傾向だが、3.3%の減少。
 一方、集団給食の市場規模は1.9%減少して3兆3110億円。
 うち「事業所給食」は従業員数の減少やコンビニとの競合で3.5%減となり、とくに『弁当給食』は4.8%も減った。「学校給食」は給食費の値上がりや児童生徒数の下げ止まりから1%の増加となった。

(2009.06.11)