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3カ月ぶりに前年を下回る 外食産業  日本フードサービス協会

 6月の外食産業売上げは悪天候などの影響で、3カ月ぶりに前年を下回った。日本フードサービス協会が7月27日に発表した。

 外食産業全業態トータル売り上げは、前年同月比97.4%だった。昨年より休日が1日少なかったこと、東京での雨天日が13日間と2日多かったことなどが要因と見ている。
 過去2カ月の伸びを支えていたファストフード業態が0.7%減と落ちたのも大きい。昨年6月は各社とも販促キャンペーンが好調だったが、今年は昨年ほどの影響がなく一時的に失速した。
 業種別でもっとも売り上げを落としたのはディナーレストランで8.4%減。過去12カ月連続前年同月比で減少している。
 全業種の中で好調だったのは、ファストフード業態のメン類チェーン。店舗数を10.6%と大幅に伸ばし、売り上げも11.5%増だった。また、中華系ファミリーレストランは店舗数が8.9%減だったが、売り上げは0.3%増と前年同月を上回った。
5月の外食産業市場動向

(2009.07.29)