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秋冬野菜の収穫量は前年産並み  農水省統計

 平成20年産秋冬野菜の作付面積と収穫量・出荷量はともに前年産並みだったと農水省は10月2日発表した。

野菜(39品目)計の作付面積と収穫量の推移 39品目の年間合計で面積は10万100ha、収穫量は331万1000t、出荷量は254万3000t。
 品目別の面積は冬ニンジン、冬キャベツ、秋冬ネギがともに前年に比べ1%増えたが、秋冬ダイコン、秋冬サトイモ、冬レタス、ホウレンソウは微減。あとは横ばいだった。
 10a当たり収量は秋植えバレイショと秋冬サトイモが前年産に比べ4%増え、出荷量のほうは秋植えバレイショが9%、秋冬サトイモが5%増えた。一方、冬ニンジンの同収量は5%低下した。
 指定野菜に準ずる野菜の中では、北海道で他の野菜からの転換があったブロッコリーの作付面積が7%増えて1万2700haとなったのが目立った。
 ショウガも全国的に転換があり、面積が3%増加。また天候に比較的恵まれ、収穫量は17%増えた。
 調査品目の中で面積が4%と最も減ったのはカリフラワー。次いで3%減はバレイショ、フキ、ミツバ、ソラマメ、メロンだった。

(2009.10.05)