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麦類の収穫量19%減  農水省統計

 平成21年産の麦類の作付面積は前年産並みだったが、収穫量(都府県)は前年より減ったと農水省は11月5日統計を発表した。

 収穫量の大幅減少は東海・九州を中心に、主に年明け以降の雨で湿害が発生したことなどによる。
 4麦(小麦、二条大麦、六条大麦および裸麦)の作付面積は26万6200ha。うち小麦は20万8300haで、いずれも前年並み。
 北海道だけを見ると4麦が11万8400haで前年並み。うち小麦は11万6300hで、ほかの作物からの転換があって前年より1%増加した。
 都府県の小麦は九州で、は種期の降雨により作付けできなかったことや二条大麦への転換などから前年より1%減少した。
 4麦の収穫量は都府県で44万7300tとなり前年産に比べ19%減少した。うち小麦も19%減少した。

(2009.11.09)