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銘柄ごとに小幅な値動き  11月分国産米の卸小売価格

 農水省は12月25日、11月の21年産米卸小売価格の調査結果を発表した。

 調査した16道県21銘柄のうち前月と比べて、卸売価格(10kgあたり)では8銘柄で値を上げ12銘柄が下落した。小売価格(10kgあたり)は11銘柄で値を上げ10銘柄が下落した。
 卸売価格で前月に比べて値を上げたのは、北海道きらら397が+57円の3266円。宮城ササニシキが+40円の3594円。下落したのは、島根コシヒカリが▲42円の3591円、青森つがるロマンが▲41円の3326円。それぞれ小幅な値動きだった。
 小売価格で大きく値が動いたのは、福島ひとめぼれが+118円の4110円、福井ハナエチゼンが▲136円の3825円、青森つがるロマンが▲83円の3581円、長野コシヒカリが▲70円の4554円など。それ以外の銘柄は+60円〜▲50円ほどで推移した。
 ブレンド精米は卸売価格が▲10円の3165円、小売価格が▲37円の3634円と、やや下落した。

(2009.12.28)