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チーズの国内総消費量増える

 農水省は6月11日、平成21年度のチーズの国内総消費量は前年から大きく増えた―と発表した。

 国産チーズの生産量はプロセスチーズが前年比+6.8%の10万3268t。ナチュラルチーズも直接消費用は前年より2.4%落ち込んだものの、プロセスチーズの生産が伸びたことで原料用が10.5%増えたことから前年比+4.5%の4万5007tとなった。またプロセスチーズの原料用に占めるナチュラルチーズの国産割合も前年に比べて1ポイント高い28.9%となった。
 一方輸入量はプロセスチーズが前年比+3.5%の8916t、ナチュラルチーズも消費用が+7.5%、プロセスチーズ原料用が+5.4%に増えたことで、前年より+6.7%の18万2944tとなった。
 チーズの国内総消費量はプロセスチーズ、ナチュラルチーズともに消費が伸びたことで前年比+6.2%の25万2620tとなった。消費量全体に占める国産割合は19.1%で前年から0.3ポイント下がった。

(2010.06.14)