統計

統計

一覧に戻る

外食売上げ、5カ月連続で上昇

 日本フードサービス協会は22年11月度の外食産業市場の動向を調査し、5カ月連続で前年売上げを上回ったと12月27日発表した。

 昨年より日祭日が1日少なかったものの客数が前年比101.5%と好調だった。これにより98.7%に下がった客単価をカバーして全業態トータルの売上げは100.2%と5カ月連続で前年を上回った。
 業態別にみると、ファストフード全体では客数が101.8%だったのに対し売上げは99.7%と前年を下回る結果となった。しかし和風と麺類は売上高、店舗数、客数が前年を上回り好調だった。
 ファミリーレストランは客単価が99.9%だったが客数が101.0%に伸びたことで売上げも100.9%となった。特に焼き肉と洋風で売上高、客数ともに前年を上回った。
 パブ・居酒屋は客単価が98.5%と低いものの客数が102.6%だったことから売上げも101.1%に増加した。居酒屋は売上げ、客数だけでなく店舗数も103.3%に伸びた。
 ディナーレストランは客単価が100.7%に増加したが売上げは前年並みとなった。
 喫茶は客数101.6%で売上げも100.8%と増えた。

(2011.01.11)