統計

統計

一覧に戻る

高温、少雨で収穫・出荷ともに減 22年産秋冬野菜

 農水省は8月30日、平成22年産秋冬野菜(22年10月〜23年3月)と、同年産の指定野菜に準ずる野菜などの調査結果を発表した。秋冬野菜は作付面積、収穫量、出荷量ともに前年産比で減少だった。

◆秋冬野菜、作付面積1%減

 全国の秋冬野菜作付面積は9万9200haで前年産比1%減だった。収穫量・出荷量は、生育期の高温と少雨の影響をうけて、収穫量315万8000tで同5%減、出荷量245万6000tで同4%減とともに大きく減った。
 全8品目で作付面積が前年産比で増えたのは、秋植えジャガイモ(2930ha、同4%増)、冬キャベツ(1万4300ha、同1%増)の2つだったが、収穫量・出荷量が増えたのはジャガイモだけだった。収穫量は5万2800tで同13%増、出荷量は3万9400tで同17%増と大きく増えた。
 一方、冬ニンジンは作付面積が8270haで前年産と同程度だったが、収穫量は26万800t、出荷量は22万5000tでともに同10%減と大きく減った。


◆ヤマノイモ、カボチャは豊作

 指定野菜に準ずる野菜で大きな増減があったのは、ヤマノイモ、カボチャ、ブロッコリー、ニンニクなど。
 ヤマノイモは作付面積7640haで前年産比3%減だったが年間通して好天に恵まれたため収穫量は17万3400tと同4%増だった。カボチャは作付面積1万8000haで同1%減だが収穫量22万800tで同3%増。
 ブロッコリーは作付面積1万3400haで前年産と同程度だったが収穫量は12万9200tで同8%減、ニンニクは作付面積2240haで同5%増だが収穫量は1万9700tで同1%減だった。

 今回の調査結果をうけて、22年産野菜40品目の年間計も取りまとめた。
 作付面積は49万5500haで同1%減った。収穫量は1336万7000t、出荷量は1112万8000tでともに同5%減だった。


【秋冬野菜】
 指定野菜のうち、主たる収穫・出荷期間が10〜3月にあたる8品目(ダイコン、ニンジン、ジャガイモ、サトイモ、ハクサイ、キャベツ、レタス、ネギ)を指す。


(関連記事)

半数が野菜不足の食生活を問題視  タキイ種苗が調査(2011.08.30)

「健康には野菜を食べるのがいちばん」里田まいさん 収穫体験、野菜縁日も盛況  8月31日は「やさいの日」(2011.08.29)

野菜3品目、平年より安め(2011.08.29)

野菜を買うとき若い世代ほど「価格」「量」を重視  (株)クロス・マーケティングの調査(2011.08.02)

(2011.08.31)