人事2024 左バナー 
左カラム_シリーズ_防除学習帖
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
左カラム:JCA160_86
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
JA全中中央①PC
日本曹達 231012 SP

山は市場原理と闘っている-森を守る文明と壊す文明との対立

一覧へ

山は市場原理と闘っている-森を守る文明と壊す文明との対立
著者
安田喜憲
発行所
東洋経済新報社
発行日
2009年12月31日
定価
2400円+税
評者
太田猛彦 / 東京大学名誉教授
 花粉分析を用いた環境考古学の大家として著名な安田喜憲氏の「山は市場原理主義と闘っている」は、山を介した畑作牧畜民と稲作漁撈民との比較文明論である。

日本人にとっての森を考える

 花粉分析を用いた環境考古学の大家として著名な安田喜憲氏の「山は市場原理主義と闘っている」は、山を介した畑作牧畜民と稲作漁撈民との比較文明論である。
 すなわち民族を取り巻く環境や食物がその民族の文明に影響を及ぼすことに注目して、前者の文明を「力と闘争の文明・動物文明」、後者の文明を「美と慈悲の文明・植物文明」と呼び、両者の性格を詳細に論じている。
 その結果、「力と闘争の文明」の象徴ともいえる一神教・キリスト教を崇拝する西欧・アメリカ文明が生み出した市場原理主義は地球環境問題を引き起こす極悪の経済システムであるとし、人類が最悪のシナリオを回避するためには、日本人が奉じてきた「美と慈悲の文明」の特徴である自然への畏敬の念や他者への思いやりを内包する経済システムへの転換が必要であるとしている。

重要な記事

日本曹達_ナブ乳剤_SP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る