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【シンジェンタ ジャパン】
殺虫剤「アグリメック」発売 シンジェンタ

 シンジェンタ ジャパンは5月23日、殺虫剤「アグリメック」を発売する。殺虫剤、殺ダニ剤として世界50カ国以上で多くの作物に使用されている剤で、日本では初の販売となる。

「新しいテクノロジーを日本農業に導入できる」と普及に期待するステファン・ティッツェ社長 「アグリメック」の有効成分はマクロライド系化合物のアバメクチン。30年以上前に日本のゴルフ場土壌から発見された成分だが、海外で先に製剤化され、既に多くの国でロングセラーとなっている一方、日本ではこれまで製剤化されなかったという異色の由来を持つ。
 近年、日本でも問題になっているアザミウマ類、ダニ類などの難防除害虫に高い効果があり、抵抗性害虫にも有効だ。高い浸達性があるため、葉の裏や狭い隙間に隠れるスリップスも確実に殺虫できる。また、速効性や残効性の高さも大きな特徴だ。
 適用は、ナス、スイカ、メロン、ピーマンのアザミウマ類、ネギのネギアザミウマ、茶のチャノキイロアザミウマ、チャノナガサビダニ、チャノホソガ、花き類・観葉植物のミカンキイロアザミウマ。
 試験を行った生産者からは、「ダニやスリップスなどの微小害虫は、一般的に使える薬剤が少ない。高い効果があり、効果が長続きする」と高い評価を得た。
アグリメック 17日の発表会見でステファン・ティッツェ社長は、「日本の栽培体系などに合わせた画期的な製剤にしたため発売するのに時間がかかってしまったが、抵抗性害虫対策の剤として重宝されるだろうと期待している。日本農業に明るい展望を開きたい」と同剤の普及に期待を寄せた。
 販売は系統・商系ともに同社が販売し、初年度は花きを中心に普及活動を行う予定。初年度売り上げ目標は2億円で、ピーク時には10億円以上の売り上げをめざす。

(写真)
上:「新しいテクノロジーを日本農業に導入できる」と普及に期待するステファン・ティッツェ社長
下:「アグリメック」


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