牧草の収穫量4%減 24年産飼料作物2013年3月15日
農水省は平成24年産飼料作物の収穫量を3月12日に公表した。
【牧草】
主産県の収穫量は2424万3000tで前年より95万1000t(4%)減少した。
作付面積は前年並みの70万9000haだった一方、10a当たり収量は前年比3%減の3420kgとなった。北海道での融雪の遅れや春先の低温が生育に影響したことや、岩手県で給与自粛措置が拡大されたことなどが要因。
【青刈りトウモロコシ】
全国の収穫量は前年比11万3000t(2%)増の482万6000tとなった。
作付面積は前年並みの9万2000ha。10a当たり収量は北海道で天候に恵まれ生育が良好だったことから前年比3%増の5250kgとなった。
【ソルゴー】
全国の収穫量は89万700tで前年比4万8500t(5%)減少した。
作付面積は1万7000haで同600ha(3%)減。10a当たり収量は九州での6月以降の日照不足が生育に影響し前年を2%下回る5240kgとなった。
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