4月1日から全国CM 「おねがいミルクゴッド」2013年3月18日
中央酪農会議と指定団体が取り組む牛乳の消費拡大運動「MILK JAPAN」は4月1日から、日本テレビ系の朝の情報番組内で30秒間のアニメCMを定期的に放送することを決めた。
MILK JAPANは「牛乳が日本を元気にする」をスローガンに22年10月から3カ年計画としてスタート。25年4月からは、「露出が低かった」、「運動の統一感が欠けていた」などの反省を踏まえて、新たに「牛乳消費促進対策事業」として再スタートする。
新たな戦略としては、消費者と牛乳や生産をつなぐすべてのメディアを3区分([1]新聞やテレビなど、[2]独自のwebサイト、[3]ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディア)し、それぞれターゲットや内容を変えながら牛乳の消費拡大を訴えていく考えだ。
新しいテレビCMは[1]の取り組みの一環。「おねがいMILK GOD」と題したアニメーションCMで、牛乳の神様「ミルクゴッド」が、人々のさまざまな悩みに対して、牛乳の効能を交えながら答えるを出すというもの。4、5月はカルシウム、6月は熱中症など、時機に応じて内容を変更していく。
放送される番組は「ZIP!」(日本テレビ系)で全国枠で放送。毎週月曜日午前7?8時の間に30秒CMが1回流される。また、同番組が放映されていない宮崎、佐賀の2県ではそれぞれ「朝ズバ」(宮崎放送)、「めざましテレビ」(サガテレビ)内で放送される。また、CM動画は、随時MILK JAPANのwebサイトでもアップしていく予定。
このほかのMILK JAPANの取り組みとしては、中酪の25年後の事業計画内で年間5億8000万円の予算を組み、6月と10月を運動の盛り上がり時期として設定し集中的にPRを行うことや、地域のイベントや牧場開放などで統一ツールを配布することなどが盛り込まれている。
(イラストはCMのイメージ)
(関連記事)
・1月の販売乳量62万477t、前年比0.1%減 中央酪農会議(2013.02.19)
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