チルド部門好調で増収増益 協同乳業2013年6月11日
協同乳業(株)は6月7日、平成24年度(24年4月1日?25年3月31日)の決算を公表した。
同年度の売上高は前年度に震災の影響などで落ち込んだ分の回復などから、前年度に比べて15億9000万円(2.6%)増の627億6900万円だった。経常利益は同1億400万円(807.7%)増の1億1800万円と大幅に伸びた。
単体の部門別売上高では、チルドが同6%増の383億6200万円と好調だった。無調整牛乳が量販店で伸びたほか、カップ飲料や主力商品の「濃厚4.4」、ヨーグルト「ドールシリーズ」、プリン「日本橋スイーツ」などが好調だった。
一方、乳製品は同8.2%減の27億7800万円、フローズンは同3.1%減の55億5600万円だった。
25年度は中期経営計画の最終年であり、連結売上高770億5000万円をめざす。
同社は12月に創業60周年を迎える。これについては、「食を通じてお客さまに期待される企業、新たな企業価値を生み出すことができる企業をめざす」としている。
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