南米向け牛肉輸出 初解禁2015年12月7日
農水省は12月4日、ブラジル政府当局との間で日本産生鮮牛肉の輸出条件についての締結を公表した。これまで厚生労働省と連携して同政府当局と輸出ための検疫協議を行っていた。
輸出条件の締結により、今後はブラジル政府当局の現地調査を経て、厚生労働省が定める手続きに基づく認定を受けた施設から、同国向けの輸出ができるようになる。これは南米へ向けた初めての輸出解禁となる。
輸出条件は以下の通り。
・日本は口蹄疫清浄国かつ無視できるBSEリスク国であること。
・月齢制限なし。
・日本において出生し、飼養され、と畜された牛由来であること。
・反すう動物由来の飼料が与えられていない牛由来であること。
・特定危険部位(SRM)を含まないこと。
また、ブラジルから日本向けに輸出される加熱処理牛肉については、同国でのBSE発生をうけて平成24年12月以降輸入を停止していたが、この度、加熱処理牛肉の輸入に関する家畜衛生条件の改正にいたった。詳細は後日厚生労働省より発表される予定となっている。
重要な記事
最新の記事
-
不測事態の食料確保、スマート農業法など3法案 衆院で審議スタート2024年4月25日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年4月25日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年4月25日
-
【注意報】ウメ、モモ、などに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 和歌山県2024年4月25日
-
【特殊報】キュウリに「キュウリ黄化病」府内で初めて確認 京都府2024年4月25日
-
電動3輪スクーター「EVデリバリー」JA豊橋に導入 ブレイズ2024年4月25日
-
ほ場作業の約9割を自動化するオートコンバイン「YH6135,A7135,A」発売 ヤンマー2024年4月25日
-
むらぐるみの共同労働【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第288回2024年4月25日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「農村は国の本」~焚書として消された丸本彰造著『食糧戰爭』が復刻された2024年4月25日
-
【JA人事】JA水戸(茨城県)新組合長に園部優氏(4月21日)2024年4月25日
-
【人事異動】フジタ(4月1日付)2024年4月25日
-
米麦水分計PB-Rを新発売 ケツト化学2024年4月25日
-
全国の小学校・児童館に横断旗を寄贈「7才の交通安全プロジェクト」こくみん共済 coop2024年4月25日
-
自然とふれあう農業体験 伊勢崎市で27日に開催 パルシステム群馬2024年4月25日
-
野菜の鮮度保持袋で物流2024年問題解決へ「JAGRI KYUSHU」に出展 ベルグリーンワイズ2024年4月25日
-
粉末化でフードロス解決に挑戦 オンラインセミナー開催 アグリフューチャージャパン2024年4月25日
-
長期保存食「からだを想う野菜スープ」シリーズ新発売 アルファー食品2024年4月25日
-
生産者と寄附者が直接つながる「ポケマルふるさと納税」が特許取得 雨風太陽2024年4月25日
-
焼けた香りや音に満足感「パンの食習慣」アンケート実施 パルシステム2024年4月25日
-
埼玉県産いちごの魅力を伝える「いちごソング」が完成2024年4月25日