JAの食農教育を特集 JA全中ニュースレター2月号2013年2月21日
JA全中がメディア向けの情報提供リーフレットとして発行している「ニュースレター」。2月号(vol.9)では、JAの食農教育を特集した。
近年、食の大切さを教える「食育」が注目されているが、JAグループはその取り組みをさらに広げ、食と農のつながりやその重要性を学ぶ「食農教育」を推進している。新年度を迎える4月からは、各地のJAとも、その活動を本格化させる。
JA長崎せいひ(長崎)青年部茂木支部は、昨年4月に新たなプロジェクトを立ち上げた。それは、小学生を対象に1年間かけてビワの栽培ノウハウ、加工、直売などを体験してもらい、就農のきっかけづくりをしようという取り組みだ。森純幸支部長は「100年続くビワ産地振興の先行投資と考えていきたい。多くの担い手ジュニアを育成したい」と意気込みを語っている。
JA斐川町と上直江北部営農組合(島根)では、8年前から町内の幼稚園4園・小中学校6校の学校給食米をすべて生産している。さらに、自分で食べるお米は自分で作る、とのコンセプトの下、子どもたちも米づくりに参加。田植え、稲刈りなどを体験することで、「地域と子どもたちとのつながりが強まっている」という。
そのほか、▽JAグループ広島の「食農プランナー制度」▽JAさがみ(神奈川)と地元の鎌倉女子大学とが連携した食育クイズ(関連記事)▽JA新潟みらいの「あぐりスクール」▽JA東京あおばの江戸東京野菜の復活(関連記事)▽JA里浦(徳島)の「なると金時」栽培、など各地のJAの食農教育を紹介している。
JAの最新情報を伝える「ふるさと発 JA歳時記」はJA千葉みらいのファーマーズマーケット「しょいか?ご」を紹介している。
(関連記事)
・JAグループ提供「アグリンの家」 2月16日にスペシャル放送 (2013.02.14)
・ホクレンのニュースレターが新米特集号 「ゆめぴりか」売込み中心に (2012.11.08)
・一味違うショウガ商品を紹介 JA全中の「ニュースレター」 (2012.10.05)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略 現在の技術で実現可能でしょ(4)2024年4月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(7)【防除学習帖】 第246回2024年4月20日
-
土壌診断の基礎知識(16)【今さら聞けない営農情報】第246回2024年4月20日
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日