半世紀の活動を祝う アジア農協振興機関2013年8月9日
アジア農業協同組合振興機関(IDACA)は8月8日、東京都内で設立50周年記念「IDACA半世紀・感謝の夕べ」を開いた。国際協力機構(JICA)や研修生を受け入れたJA、農水省などの関係者約80人が出席し、あらたな活動に向け、気持を新たにした。
主催者あいさつで萬歳章理事長(JA全中会長)は、「協力対象国はこの50年で、中国、韓国が卒業し、今はカンボジア、ラオス、ミャンマーなどが中心になった。この半世紀、組織の名称も活動も変化していない。JAの自助活動がいかに優れていたかを示すものだ。今後とも協同組合の理解者を育て、世界との共生に貢献していく」と決意を語った。
「感謝の夕べ」には国際協同組合同盟アジア太平洋地域(ICA-AP)事務局長のチャンポー・チョイ博士がIDACAに感謝の意を顕す楯を贈った。
IDACAは、1963年に設立されたJAグループの国際協力事業で、海外農協人の養成研修や調査研究・開発協力などを行う。これまでアジア諸国はもとより、アフリカ、中南米などから6000人近い研修生を受け入れてきた。
(写真)
ICA-APから記念の楯を贈られる萬歳章理事長(右)
(関連記事)
・広報・情報提供を強化 IDACAが理事会(2013.06.03)
・IDACA創立50周年に向け、サポートチーム発足(2013.04.16)
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