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制服は「買う」から「借りる」へ JA香川県2014年12月3日

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買い取りやめてレンタルへ管理業務を大幅軽減

 クルマやオフィスのコピー機など、近年、より安価に、より便利に利用するため「買う」のではなく、「借りる」ことを選択する人が増えている。オフィスの制服も、そのひとつ。JA香川県では平成24年、他のJAや企業の導入事例に学び、それまでの一括購入をやめ、制服のレンタルサービスを導入した。このことで管理業務の軽減や、コスト削減に大きな成果を上げているという。その仕組みやメリットを聞いた。

◆管理で一苦労

事務服用カタログ『GROW』 JA香川県は平成12年、当時の県下43JAが合併して誕生。その後、未合併農協も合併し、25年4月に完全に一県一JAとなった。
 オフィスで使う女性職員の制服は、12年の合併当初は旧JA単位でバラバラだったが、18年に統一制服を導入した。当時は業者からの買い取りで運用していたが、一県一JAともなると職員の数は膨大。約1700人の着用者がおり、退職や人員補充など職員の入れ替わりがあるたびに、同じサイズのものがないか倉庫の中から探したり、在庫がなければ追加で発注をかけたりと、制服の管理業務だけでも一苦労だった。
 そこで、JA香川県が目を付けたのが制服のレンタルシステム。四国の他企業がすでに導入していたほか、全国のJAグループでも約20件の導入事例があることを知り、制服レンタルの先駆けでもある(株)サンペックスイスト(東京都中央区)のサービスを導入した。
 レンタルの大きなメリットは管理業務を削減できることだ。従来は、どのような職員にも対応できるよう、標準的なサイズに加え、小さめ、大きめのサイズの制服も常に準備をしておく必要があった。その分、在庫を抱えなくてはならず、管理業務だけでなく、そのスペースも必要になる。しかし、レンタルであればサイズを問わず、必要なときに必要なサイズの分を追加で発注すれば済むため、余分な在庫は必要なくなり、どんなサイズにも柔軟に対応できるようになった。

(写真)
事務服用カタログ『GROW』

 

◆コストが明確に

 また、レンタルはコスト的なメリットも大きい。
 例えば、制服の消耗度やデザイン変更などのタイミングを考えれば、通常一回の制服の使用期間は約3年。この3年間の月額レンタル料を合算すると、買い取りやリースなどの初期費用と同程度になるためメリットは少ないと思われがちだが、実際には、買い取りやリースの場合、サイズの変更や消耗品の交換、管理費、発送費など追加の費用がその都度かかるため、全体のコストは未知数になる。しかし、レンタルは、そうした交換や管理コストなども月額サービス料に含まれているため、コスト管理の視点から見ても、イレギュラーな費用が発生せず、的確な予算を把握することができるのが大きな魅力だ。
 レンタル料には在庫管理や個別支所への発送など、業務の一切をアウトソーシングする費用も含まれている。例えば、JA香川県で制服の買い替えや更新をした場合、一度本店で取りまとめて100以上ある支所へ配布するなど大変な時間と手間がかかっていたが、こうした業務もすべて不要になった。
 また、制服は毎日着用するので自然と消耗するもの。そんな時でも、サービス内で消耗交換対応できるため、いつもキレイな制服を着用できる。常にきちんとした服装で対応することができるため、利用者・組合員への安心感や信頼感を高めることにもつながっている。
 さらに、女性職員で妊婦がいた際、おなかが大きくなるにつれて制服サイズを交換する必要があったが、「そうした細かい交換にもすぐ対応してくれたので常に周りのスタッフと同じ制服を着用し、快適に働くことができた」との意見もあった。
 レンタル制服を着用している女性職員の間では、「印鑑ポケットなどの隠れた便利な機能がついていたり、ストレッチ性も利いているので快適」と、業務内容にあっており、着心地もいいと好評だった。

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【サンペックスイストの制服レンタル】
 (株)サンペックスイストは平成12年にレンタルシステムを始めた。15年には、制服レンタルサービスを手がける企業のなかでも先駆け的に事務服のレンタルをスタート。長年培ったレンタル業務のノウハウを強みに、現在では日本航空(JAL)をはじめとする大手企業を含め、全国で約500社以上のレンタル実績を持ち、そのリピート率は実に90%以上だという。また、JA香川県をはじめ、JAグループの導入も約20件ある。
 詳しくは、(株)サンペックスイスト(東京都中央区日本橋大伝馬町11-8、フリーダイヤル:0120-99-7712(受付時間は平日9時30分?17時))まで。


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