大賞に農事組合法人たねっこ、JA北つくば2015年1月7日
地域営農ビジョン大賞
JA全中は1月6日、平成26年度「地域営農ビジョン大賞」の受賞組織を発表した。
JAグループは、地域農業の生産拡大、農業所得の向上、農を通じた豊かな地域づくりを目標とする「地域営農ビジョン策定・実践強化全国運動」に取り組んでいる。JA全中ではこの運動の優れた実践事例を顕彰する「地域営農ビジョン大賞」を昨年度から実施している。
2回目となる26年度は「実践部門」の大賞に秋田県大仙市の「農事組合法人たねっこ」が選ばれた。同法人は基盤整備を契機に5集落が連携して設立した「ぐるみ型」の集落営農法人。構成員は135名で作付け面積は水田273ha、畑5ha。自分でできる作業は自分で、を基本に構成員のやる気を維持してできるだけ多くの農家が農業に関わる経営を行っている。
「支援部門」の大賞は茨城県の「JA北つくば」。同JAでは[1]JAが組織化から携わってきた集落営農組織のビジョン見直しと活動支援、[2]認定農業者への誘導と経営支援、[3]担い手が不足する地域でのJAによる農業経営を柱に管内全域をカバーする地域支援プランの策定に取り組んでいる。
表彰式は2月26日(木)に東京都内で開く「地域営農ビジョン全国推進大会」で行われる。
◇
その他の受賞組織は以下のとおり。
【実践部門・優秀賞】
▽農事組合法人石田ファーム(栃木県河内郡)
▽農事組合法人矢田野地区営農組合(石川県小松市)
▽農事組合法人コスモス(三重県松坂市)
▽(株)グリーンファーム揖西(兵庫県たつの市)
▽農事組合法人加茂ファーム(愛媛県西予市)
▽JA鹿児島いずみミニトマト部会(鹿児島出水市)
【支援部門・優秀賞】
▽JAあいづ(福島県)
▽JA佐渡(新潟県)
▽JA山口宇部(山口県)
▽JA沖縄(沖縄県)
(関連記事)
・「新鮮で安全な農産物の供給を」 JAへの期待 (15.01.06)
・再生可能エネルギーで地域自立と農業振興を JA全中・村上光雄副会長に聞く(2014.04.23)
・「脱原発」 福島の現実から未来を拓こう(2014.04.21)
・トップの「思い」を職員へ JA人づくり研究会(2014.03.26)
・「新鮮で安全な農産物の供給を」 JAへの期待 (15.01.06)
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】フジタ(4月1日付)2024年4月25日
-
【報告3】コウノトリがつなぐ地域と農業 JAたじま常務理事 西谷浩喜氏2024年4月24日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年4月24日
-
タケノコの出荷が最盛期を迎える JA熊本市2024年4月24日
-
有機農業は原発依存症に効く【小松泰信・地方の眼力】2024年4月24日
-
【JA人事】JAびらとり(北海道) 仲山浩組合長が再任2024年4月24日
-
【JA人事】JAいわみざわ(北海道) 引頭一宏組合長を再任2024年4月24日
-
「第20回オフィス防災EXPO【春】」出展 長期保存可能で調理に手がかからない非常食をPR サタケ2024年4月24日
-
福岡で初の体験展示会「アシストスーツEXPOinFUKUOKA2024」開催2024年4月24日
-
東京・大阪のBBQ施設で「ロングライフ牛乳」2万本 GWに無償配布 日本テトラパック2024年4月24日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」徳島県で阿波踊りを体験 JAタウン2024年4月24日
-
期間限定「牛乳が飲みたくなるあんぱん」新発売『ミルク大臣』寺田心の新CM公開2024年4月24日
-
「応援しよう能登!つながろうこども食堂!こどもの日イベント2024」開催 むすびえ2024年4月24日
-
米ぬか由来ナノ粒子の抗がん作用を確認 東京理科大学2024年4月24日
-
不要な「園芸用土」リサイクル回収の取組を強化 島忠2024年4月24日
-
淡路島で収穫体験「Awaji Nature Lab&Resort」27日から開催2024年4月24日
-
総供給高は7か月連続で前年超え 3月度供給高速報 日本生協連2024年4月24日
-
旬のフルーツ詰め合わせた「母の日ギフト」オンラインショップ「Seika」で販売2024年4月24日
-
各界トップランナーの講義を1冊に集約『北海道未来学』発売 コープさっぽろ2024年4月24日
-
温暖化に対応 パインアップル品質予測モデルを開発 農研機構2024年4月24日