協同組合の価値 動画で発信-JA全中2017年10月13日
JA全中はホームページで動画「世界に広がる協同組合への期待」を掲載している。今日組合組織・運動がユネスコの無形文化遺産に登録されたことをきっかけに申請したドイツを訪ね協同組合に対する現地の思いなどを聞くとともに、協同組合の意義や現状についてまとめてある。
動画は約7分。今年5月にベルリンで開かれたユネスコ無形文化遺産登録の祝賀会の光景から始まり、ライファイゼン資料館のあるフランマースフェルト村を訪問する。 資料館の館長が協同組合は「社会的正当性のなかで経済発展を実現し、民主的に運営されている」と意義を語り「ひとりではできないこともみんなならできる」とのライファイゼンの言葉を紹介する。
また専門家が国際社会なかで協同組合への評価が高まっており、インドでは2億人以上が組合員となり、ブラジルの麦農場の70%は協同組合で運営されているなどの最近の状況を紹介し、単に利益を追求するのではなく「人が集まりともに何かを成し遂げようとする協同組合」は行き過ぎた競争社会の対抗手段のひとつと強調している。
国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の実現には協同組合が最適だとされているなど、協同組合の仲間とともに「世界のために何ができるか考えていきましょう」と呼びかけている。
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