地域農業の拠点に新本店がオープン JA東西しらかわ(福島県)2017年12月20日
福島県のJA東西しらかわの新本店と拠点施設が完成し、12月18日、オープンセレモニーを行った。本店事務所のほか、いきいき福祉センター、物流センター、購買倉庫、米保管倉庫を併設し、地域農業の振興と地域貢献の拠点としての機能発揮が期待される。
同JAの本店事務所は、平成13年3月の合併以来、旧JA表郷事務所で8年、白河市表郷庁舎の一部を借用して8年、事業運営してきた。新本店の場所は東白河郡棚倉町で、地理的には同JA管内のほぼ中央にあたる。建物は民間会社の工場施設を改修したもので、敷地面積1万9787平方m、延床面積1万2069平方mという大規模な施設だ。
オープニングセレモニーには県内JAの組合長や同JA管内の町村長、JAの役員や組合員代表など80人余りが出席。同JA薄葉功代表理事組合長は、「生産者から高く買い、消費者に安く売るという経済事業を中心にJA自己改革に取り組み、みなさんに支えられて地域に根ざした活動を展開することができた。新本店は管内のほぼ中央にあり、管内の主なところへ、ほぼ30分で行ける。出向く活動によって、JAここにありという心意気を示したい。施設の大きさに負けないようJA運営に努めたい」と、決意を述べた。
各町村長のほか、大橋信夫・JA福島県5連会長、友好JAの神奈川県JAはだのの山口政雄代表理事組合長らが出席し、祝辞を述べた。
(写真)決意新たに新本店のテープカット
○新本店住所:福島県東白河郡棚倉町大字中豊88
○電話番号:0247-57-5923
(関連記事)
・生産基点の事業次々 新しい視点でJAに新基軸【JA東西しらかわ前組合長 鈴木 昭雄 氏】(17.09.29)
・〝人生三毛作〟中国で肉用牛 組合長を退任後挑戦-福島・JA東西しらかわの鈴木氏(17.09.05)
・好値に期待 JA東西しらかわがモデル農場の子牛初出荷(17.07.05)
・【JA人事】JA東西しらかわ(福島県)(5月27日)(17.05.31)
・かがやく未来のために 29年度事業計画発表会開催 JA東西しらかわ(17.03.06)
・【JAの挑戦/福島県・JA東西しらかわ】繁殖牛モデル農場で低コスト・多頭化へ(17.01.27)
重要な記事
最新の記事
-
たまねぎべと病 近畿、中国、四国で多発のおそれ 令和6年度病害虫発生予報第1号 農水省2024年4月18日
-
春メロン4億円の販売を目指す JAくま2024年4月18日
-
安全性検査をクリアの農業機械 農用トラクターなど1機種25型式を公表 農研機構2024年4月18日
-
JAグループのガソリンスタンドに急速充電器「DMM EV CHARGE」導入2024年4月18日
-
【スマート農業の風】(3)データ駆動型農業へ転換しよう2024年4月18日
-
入会牧野【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第287回2024年4月18日
-
チューリップ切り花が復活の兆し【花づくりの現場から 宇田明】第33回2024年4月18日
-
4月1日新事務所移転 緑の安全推進協会2024年4月18日
-
東京農大と共同研究 良食味米「コシヒカリ」で低糖質米を実現 栽培手法を確立 ジェイフロンティア2024年4月18日
-
Oisix「おいしくアップサイクル ふぞろいキウイチップス」など3種発売2024年4月18日
-
「飯縄山」からの伏流水で育つ米と玄米の直売市開催 長野県飯綱町2024年4月18日
-
「食品製造現場におけるロボット等導入及び運用時の衛生管理ガイドライン」を策定 農水省2024年4月18日
-
「みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業」実施計画認定を取得 アイアグリ2024年4月18日
-
微粉砕加工で機能性を付与 北海道産小麦粉「CRONOS」発売 小田象製粉2024年4月18日
-
発色が早いわい性ハボタン「ローブ ホワイト」種子発売 サカタのタネ2024年4月18日
-
日本の原風景「棚田」の魅力を1枚に「棚田カード」第4弾を発行 農水省2024年4月18日
-
鳥インフル ブルガリアからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年4月18日
-
次世代へ繋がる循環型酪農・林業へ 三井住友フィナンシャルグループと協業 ホウライ2024年4月18日
-
国内最大級のドローン専門展示会「第9回JapanDrone2024」6月5日から開催2024年4月18日
-
吉田羊が情感たっぷりに 新CM「すごいよ パウダールウ」篇 エスビー食品2024年4月18日