人事2024 左バナー 
左カラム_シリーズ_防除学習帖
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
左カラム:JCA160_86
FMCベリマークSC:(SP)センター
JA全中中央①PC
FMCプレバソンSP

仲間を増やし、さらなる前進誓う JA全国女性協が第68回通常総会2018年5月18日

一覧へ

 JA全国女性組織協議会(川井由紀会長)は5月17日、東京・大手町JAビル内で第68回通常総会を開いた。JA各都道府県女性組織会長、JA全国女性協から約100名が参加し、30年度活動計画を決め、より一層「住みよい地域社会」に取り組む特別決議を採択した。

挨拶に立つ川合会長 挨拶で川井会長は、平成29年度の活動報告を総括、その成果を強調しながら、30年度の活動計画について次のように述べた。
 「今年度はJA女性組織3カ年計画の最終年度であり、活動成果が問われる。また新たな3カ年計画を検討・策定する重要な年度ともなる。JA女性組織は日常の活動を通じて、JAの自己改革を積極的に後押しし、農業振興や地域活性化に取り組む」とした。
 その上で、(1)積極的にJA運営に参画運営するために女性組織メンバーの全組合員化を進める、(2)JA女性組織の仲間を増やし、食と農の大切さやJAの理解者を増やす、(3)JAとの対話や学習会などを通じて、JA自己改革の取り組みや総合事業の必要性、准組合員規制の課題などについて理解を深めるという3点を今年度の重点実施事項に置いた。特に昨年度に引き続き「ニコ・ニコおむすび大作戦」を通して、米の消費拡大や食育教育の推進を強力に進める。
 来賓の中家徹JA全中会長は、女性のJA運営参画にかかわる数値目標を具体的に示しながら、持論でもある「女性を味方につけないJAに未来はない」と述べ、JA全国女性協のさらなる活動充実と飛躍に向けてエールを贈った。

(写真)JA女性協川井会長

 

全国から集まった仲間たち JA女性協第68回総会 総会は29年度活動報告と収支決算、30年度活動計画と収支予算、30年度会費の賦課と徴収方法、30年度JA全国女性協顧問・参与の承認の4つの議案を、原案通り採択した。併せてJA自己改革に関する特別決議案も採択した。
 表彰式では「29年度JA女性組織仲間づくり運動優良実績部門」では「増加率の部」で、JA大潟村女性部(秋田県)を、「増加数の部」でJA前橋市女性協(群馬県)とJAにしみの女性部(岐阜県)を、「フレッシュミズの部」でJAとぴあ浜松女性部(静岡県)、「特別賞」でJA岡山東女性部(岡山県)を表彰した。
 「全JA女性組織メンバーの組合員加入の部」では、JA三重中央女性組織連絡協議会(三重県)とJAとさし女性部(高知県)を表彰した。
なお「JA組織づくり旅行企画の部」での表彰受賞11組織は本文最後の通り。
 表彰式後、佐々木美和子JA全国女性協副会長が閉会の挨拶で「米の直接支払交付金も廃止、種子法も廃止。ないないづくしの中で、残っているのは皆さんの温かいハートだけ。それを希望の灯として、活動の輪を広げ、仲間を増やし、JA全国女性協の未来を明るく強く築いていこう」と締めくくった。

(写真)全国から集まった仲間たち

 

【JA組織づくり旅行企画の部での表彰】
▽JAオホーツク網走女性部(北海道)
▽JA岩手県女性組織協議会(岩手県)
▽JAみちのく村山女性部(山形県)
▽JA新潟県女性組織協議会(新潟県)
▽JAにしみの女性部(岐阜県)
▽JA石川県女性組織協議会(石川県)
▽JAしが女性協議会(滋賀県)
▽JAならけん桜井しき・宇陀地区女性部
▽JA香川県中央地区女性部(香川県)
▽JA土佐れいほくフレッシュミズ部会(高知県)
▽JAはまゆう女性部南郷地区(宮崎県)

 

【JA自己改革に関する特別決議全文】
 私たちは、3カ年計画「JA女性 ふみだす勇気 学ぼう・伝えよう・地域とともに?」をもとに「食」と「農」を基軸に活動してきました。
 「食」については、自給率が38%まで低下しています。しかし、貿易交渉では、TPP11、日豪・日EUのEPA、米国との二国間協議などがすすめられ、自給率向上への道筋すら見えない状況です。
 JA女性組織は「ニコ・ニコおむすび大作戦」などを通じた米消費拡大のほか、地産地消運動や食農教育など積極的に取り組んでいます。こうした地道な活動が、安全で安心な食を安定的に供給することの大切さの理解につながると確信しています。
 「農」については、農業競争力強化を目的に、種子法の廃止や市場法の見直しなど重要な法律の改廃が続くなか、こうした問題が私たちのくらしに、子や孫にどのような影響を与えるのか、JA女性組織として継続的に情報を収集し、学習することが重要になってきています。
 いよいよ、JAの自己改革も31年5月の農協改革集中期間の期限を控え、大詰めを迎えております。あわせて、31年3月にはJAの将来ビジョンを描く「全国大会」が開かれるなど、30年度は、JAグループにとって重要な1年になります。
 私たちは、JAグループの一員として、協同組合の理念にのっとり、お互いの思いを語り合い、支えあい、様々な課題に取り組んできました。
 これからも、JA女性組織は、「学習」、「対話」、「発信」を通じて、JAの自己改革を後押しします。
 仲間とともに、JAと地域をつなぐ架け橋となり、JA女性組織綱領に掲げる「住みよい地域社会」づくりを目指します。

平成30年5月17日
 JA全国女性組織協議会

重要な記事

ナガセサンバイオ右上長方形SP 20230619

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る