国産買って応援したい! 畜産・酪農家に応援メッセージ-JA全中2018年6月15日
JAグループは日本の畜産・酪農家への応援メッセージを送ると国産畜産物があたるキャンペーンを2月から3月末までに実施したが、消費者からは「畜産・酪農家のみなさんあってわが家の食卓が成り立っています。がんばってください」など多くの激励メッセージが寄せられた。
「がんばろう! 日本の畜産・酪農」応援キャンペーンには2万通を超える応募があった。このなかから抽選で100名に国産和牛や乳製品詰め合わせなどが送られた。
寄せられた応援メッセージは畜産・酪農家の安全へのこだわりや品質向上への努力に感心する声のほか、国産の安全でおいしい農畜産物が毎日食べられるのは当たり前のことではない、と再認識したとの声もあった。
JA全中が応援メッセージの一部をまとめた。
○畜産・酪農家を応援するために私にできることって何だろう...と考えてみました。まずは「知ること」。命に向き合っているから365日休みがない。ヘルパーさんを頼むにも費用がかかる...と家族でがんばる姿をたくさん見てきました。そういう現状を広く知ってもらうことも大切かなと思います。そして、買うこと。微力ですが国産のものを購入することで応援したい。一人の力は小さくても広がれば大きな力になるはず。周りに声をかけることから始めます。(40代・女性)
○想像以上の手間と努力と情熱で安全でおいしい食べ物は作られていると知りました。毎日お店で、肉や乳製品など食べ物が並ぶことは当たり前ではないということが、もっと多くの国民に伝わったらいいなと思います。(20代・女性)
○日本の畜産農家・酪農家が減ってきており、その職に就きたがる若者がいないというニュースを見たことがありました。このキャンペーンを通じて私が考えていた以上に危機に瀕していることを知りました。国産の肉・乳製品は新鮮で安全で品質もとてもよいので安心して食べることができます。消費者がこの問題に対してできることは消費を増やすことと、この問題をもっと多くの人に知ってもらい、関心を持ってもらうことでさらなる消費拡大をめざすことだと思います。(60代・男性)
○手間暇かけて安心安全でおいしいものをより多くのみなさんに、毎日品質向上や試行錯誤をしながらお仕事をしているのだと思いました。ふだん私たちが当たり前に口にするものがどのようなかたちで生産されるかなんて今までは考えたこともありませんでした。これからも大変なお仕事だと思いますががんばって下さい!(10代・女性)
○子どものころ北海道で酪農家さんのお手伝いをさせていただいたことがありました。1週間でしたが生き物を相手に仕事をすること=休みがまったくない! 大変な仕事なんだなと思いました。私は毎日肉や牛乳を飲んでいます。農家さんがいないと食べることができず元気がなくなってしまうと思います。お母さんに「私たちがお肉や牛乳を食べなければ農家さんもお休みできるのにね」と話したら「毎日しっかり野菜や肉、牛乳を食べることが農家さんを元気にできるんだよ」って言われました。だから私はこれからもたくさん食べること、飲むことを続けていきます。(10代・女性)
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