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地域が盛り上がれば農協が輝く 第40回農協人文化賞記念パーティ2018年7月9日

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 シンポジウムの終了後、受賞者を囲んで受賞記念パーティーが開かれた。

受賞者を囲み和やかに歓談(写真)受賞者を囲み和やかに歓談

 

佐藤喜作・一般社団法人農協協会会長 主催者を代表して佐藤喜作(一社)農協協会会長が、「人の命を支えているのは、空気と水と土、つまり農業だ。農業は国家であり国土である。これをないがしろして国はなりたたない」と農業の大事さを強調。そのうえで「改めて農業を子孫に残すために、いま何をなすべきかを考えなければいけない」そのときに「農協人文化賞受賞者の足跡に学ぶべきことが数多くある」とあいさつした。

(写真)佐藤会長

 

 

今村奈良臣・農協人文化賞選考委員会会長 次いで今村奈良臣農協人文化賞選考委員会委員長(東京大学名誉教授)が、選考経過を報告すると同時に、シンポジウムで「それぞれの立場で、JAの自己改革を実践していることを改めて確認することができた」と語った。これまではその後に受賞者を選考委員会が紹介していたが、今回は新しい試みとして受賞者が自ら一言ずつ「自己紹介」を行い、会場からの大きな拍手に包まれていたのが、これまでにない新鮮な印象だった。

(写真)今村委員長

 

 

須藤正敏・JA全中副会長 来賓として、須藤正敏JA全中副会長が、自身が5年前にこの賞を受賞したときのエピソードをユーモアをまじえて披露しながら「地域のみんなが盛り上げれば、絶対に農協はもっともっと輝き、この国のために農協はなくてはならない存在になります」とあいさつした。

(写真)須藤副会長

 

 

 

 

久保田治己・JA全農常務理事 次いで久保田治己JA全農常務理事が「北風が吹いていますが、各JAが創意工夫して自己改革に取り組まれています。全農も肥料銘柄の集約や生産者の声を反映した大型トラクターの開発などで生産資材価格の引き下げに取り組んでいます。さらに全農らしい協同組合としての取り組みとして、海外の協同組合と連携することで双方の農家のメリットをはかってきています。また、飼料用トウモロコシのGM品との分別管理にも取り組んできています。つい先日、カナダ産小麦のなかにGM小麦が見つかり、輸入停止措置が取られましたが、これまでにも数回そうした問題が起きています。全農は国内農業振興をさらに進めると同時に、協同組合の力を総結集して、食の安全安心を守る戦いを続けていく必要があると考えています」と国内外の協同組合同士の提携が大事ではないかと語った。

(写真)久保田常務理事

 

八木岡努・新世紀JA研究会代表 八木岡努新世紀JA研究会代表は「来年5月までにJAの自己改革をと迫られてきているが、課題は他にもあるのではないかと思っている。日本農業を次世代の子どもたちに、良い形で残すための役割を受賞者のみなさんとともにはたしていきたい」と決意を込めてあいさつした。

(写真)八木岡代表

 

 

 

乾杯の音頭をとる梶井功・東京農工大学名誉教授 来賓のあいさつのあと、梶井功東京農大学名誉教授が音頭をとり、40回目を迎えた農協人文化賞と今回受賞された17名の方々の栄誉を讃えて乾杯した。
 その後、国会会期中にもかかわらず3名の国会議員がお祝いに駆けつけた。

(写真)梶井名誉教授

 

 

山田俊男・自由民主党参議院議員 山田俊男自民党参議院議員は、受賞者へのお祝いの言葉を述べるとともに、6月7日の集会で、二階自民党幹事長が「地域と農業は協同組合・農協によって支えられている、この大事なものを絶対に守ります」さらに「准組合員の見直しや信用共済事業について議論があるが農協の皆さんが納得できないことは党としてやりません」とあいさつしたが、「私は徹底してこのことを世の中に広めようと思っている。自信をもって語ろうではないですか」と語った。

(写真)山田議員

 

玉木雄一郎・国民民主党代表 玉木雄一郎国民民主党代表は「いま世界は大きく変わりつつある。それはグローバル資本主義の側に立つのか、そうではない立場に立つのかで考え方が大きく分かれつつある。安全保障について考える時にも、グローバル主義に立つのか、そうではなく公平・公正にバランスを取っていく政策、政治をとっていくのかがこれからの大きな判断基準だと思っている。官邸主導の安倍農政は2周遅れで協同組合を株式会社化しろとか、グローバル主義に加担し走っているのは残念である。ばらけた野党を束ねる接着剤が農政であり、大切な地方を守っていこうと考えている」とあいさつした。

(写真)玉木代表

 

川田龍平・立憲民主党参議院議員 川田龍平立憲民主党参議院議員は「これまでは命を守るために医療問題中心に取組んできたが、命を守るうえで『医食同源』という考え方を実行していきたいと考えている。給食などを通じてお米を守っていく。ユネスコが和食を世界文化遺産としたが、日本農業を守っていくためにも、和食の伝統を守っていく必要がある」と語った。

(写真)川田議員

 

 

 

民謡を披露する佐藤会長 さらに農協協会の佐藤会長が日本農業の基幹品目であり日本の文化の源ともいえる「米づくり」を謳った「米節」を田んぼで鍛えた声で歌い上げ喝采を浴びた。

(写真)米節を披露する佐藤会長

 

 

 

 

 

村上光雄・JA全中前副会長 そして村上光雄JA全中元副会長が「農協人文化賞は組合員、地域の人のために頑張ってきた人に、仲間が贈る賞である点が大事だ。そしてシンポジウムで受賞者が語ったことは、JA改革が着実に実践された、その成果だ」と讃え、「地域農業の振興と協同組合の発展を願って、ガンバロー」とこぶしをあげ、中締めとなった。

(写真)村上JA全中前副会長

 

 

 

 

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