人事2024 左バナー 
左カラム_シリーズ_防除学習帖
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
左カラム:JCA160_86
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
JA全中中央①PC
FMCセンターSP:ベネビア®OD

TPP交渉参加反対をアピール 日本協同組合学会2013年7月1日

一覧へ

 日本協同組合学会は6月28日、東京都内で記者会見を開き、「民主主義の原則を否定するTPP交渉参加に反対する」とするアピール文を同学会理事会名で発表した。

記者会見する協同組合学会の理事。あいさつする学会長の関英昭・青山学院大学名誉教授 日本は7月のマレーシア会合からTPP交渉に参加する見込みだが、協同組合学会アピールは▽交渉に入るまでは正確な資料を見ることができない▽これまでに決めた交渉事項は再協議しないことになっている、ことなどを指摘し、「密室で議論され、かつ、その内容が公開されないTPP交渉は極めて非民主的な交渉であると言わざるを得ない」と強く批判。
 交渉で政府が主張する国益が議論されたとしても、「その内容は最後までわれわれ国民には開示されないだろう。国民は日本の国益が議論されたかどうかすらも知ることができない」と強調している。 そのうえでこうしたTPP交渉への参加は国益を著しく侵害する危険性が高く、また、農業をはじめとする第1次産業だけでなく「地域に密着した事業に取り組む多くの協同組合活動にも大きな影響を及ぼす」としている。
 関英昭会長は経済連携協定としてのTPPについてはそもそも正確な情報が開示されていないことから、「学会としてはTPPそのものについてはニュートラル。しかし、(密室の交渉などが)民主主義の原則を否定することから反対を表明した」と強調している。
 アピールの骨子は▽交渉内容をまったく開示しないTPP交渉参加は、国民の意思を反映しない交渉参加となり民主主義の否定となる危険がある▽わが国に残された自由はもはや契約を締結するかしないかの選択でしかない▽契約自由の原則の貫徹されない条約の下では国民の自由は極めて制限される。国民及び国家の利益確保は不可能▽背後に日米安保・防衛問題が隠されており、真の自由貿易の議論ではない▽ISD条項の内容いかんによっては、わが国司法の及ばない恐れ、日本の社会制度・文化・伝統の否定をもたらす危険性がある、などとなっている。

(写真)
記者会見する協同組合学会の理事。あいさつする学会長の関英昭・青山学院大学名誉教授


(関連記事)

米国議員、日本のTPP交渉方針に関心 (2013.06.27)

【TPP】自民党議連、基本方針の提示求む(2013.06.25)

GDP1兆3000億円減 鈴木教授のTPP影響試算(2013.06.19)

銀座でTPPの危険性訴え JA東京中央会など(2013.06.17)

【TPP】農業・食品の除外こそ国益 鈴木教授(2013.05.24)

重要な記事

ナガセサンバイオ右上長方形SP 20230619

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る