植物検疫の国際基準で説明会 病害虫侵入と蔓延防止へ2018年2月7日
農林水産省は2月20日、同省会議室において、第13回「国際植物防疫条約総会に向けた植物検疫措置に関する国際基準案についての説明会」を開催する。
この説明会は、国際植物検疫条約(IPPC:注1)の第13回総会において採択に諮られる植物検疫措置に関する国際基準(ISPM:注2)案について、広く関係者と意見交換を行うのが目的。議題は第13回IPPC総会で諮られるISPM案の説明が中心となる。
定員は30名程度で、申し込みはインターネットによる。締め切りは2月15日午後5時まで必着。申し込み方法や開催日時、議題などの概要は次の通り。
【インターネットによる申込先】
「第13回国際植物防疫条約総会に向けた植物検疫措置に関する国際基準案についての説明会」参加申込
【日時および場所】
○日時:2月20日午後1時30分から4時30分まで
○場所:同省別館4階、消費・安全局第一会議室
○所在地:東京都千代田区霞が関1-2-1
【議題】
◎第13回IPPC総会において諮られるISPM案の説明
(1)ISPM5「植物検疫用語集」の改正
(2)ISPM6「サーベイランス」の改正
(3)ISPM15「国際貿易における木材こん包材の規制」付属書の改正
(4)植物検疫措置としての温度処理の使用の要件の制定
(5)ISPM28「規制有害動植物に対する植物検疫処理」付属書(ミカンコミバエに対するパパイヤの蒸熱処理)の制定
◎その他(第13回IPPC総会におけるISPM案以外の主な議題)
注1:IPPCとは、植物および植物由来の製品に対する病害虫の侵入とまん延を防止し、病害虫の防除のための適切な植物検疫措置を確保することを目的とした条約。
注2:ISPMは、IPPC加盟国による協議を経て総会で採択される国際基準であり、加盟国はこれを踏まえて植物検疫措置を考慮することになる。
(関連記事)
・食用卵および卵製品 台湾向け輸出を再開(18.01.10)
・農業経営収入保険室設置へ-農水省(17.12.26)
・中国向け越境ECサイトで米加工品を販売 全農パールライス(17.10.11)
・日本の生柿、米国への輸出解禁 農水省(17.09.13)
・ポテチ用ばれいしょ生産回復へ(17.05.15)
・「見える化」された自己改革実行計画 29年度事業計画と活力創造プランへの対応 JA全農(17.03.29)
重要な記事
最新の記事
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日
-
微生物農業資材を用いた大阪産の減肥料栽培で共同研究開始 ナガセケムテックス2024年4月19日
-
栃木県真岡市産バナナ「とちおとこ」使用「バターのいとこ」那須エリア限定で新発売2024年4月19日
-
大阪泉州特産「水なす」農家直送で提供開始「北海道海鮮にほんいち」2024年4月19日