世界農業遺産認定記念で講演会2018年5月10日
・宮城、静岡、徳島の3地域を詳しく紹介へ
農林水産省は6月1日、同省講堂で「世界農業遺産認定記念講演会」を開く。
農水省は昨年3月、宮城県大崎地域、静岡県わさび栽培地域、徳島県にし阿波地域の3地域に対して世界農業遺産への認定申請を承認。その後、国連食糧農業機関(FAO)での審査を経て、昨年11月から今年3月までにかけて、それら3地域が新たな世界農業遺産として認定された。現在、世界農業遺産の認定地域は世界で20カ国50地域、国内には今回の3地域を含めて11地域ある。
(写真)世界農業遺産に認定された「静岡県わさび栽培地域」の美しいわさび田
講演会はこれを記念して開かれるもの。武内和彦・東京大学特任教授の講演や認定地域代表者による地域紹介のほか、開会前には、世界農業遺産認定地域の特産品紹介やパネル展示などを行うサイドイベントを実施する。開催概要や参加申込などの詳細は次の通り。
○日時:6月1日、午後2時から4時30分まで
○会場:同省本館講堂
○記念講演:武内和彦・東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構機構長特任教授
○認定地域紹介プレゼンテーション
○参加可能人数:150名程度
○参加申込要領:「世界農業遺産認定記念講演会」参加申込から申し込む(先着順)
○申込締切:5月25日、午後5時必着
※世界農業遺産や各認定地域の詳細は世界農業遺産・日本農業遺産:農林水産省から見ることができる。
(関連記事)
・「農の可能性」をテーマに寄付講座開講 JA共済連と聖心女子大(18.04.13)
・「静岡ワサビ」と「徳島にし阿波」が世界農業遺産に(18.03.13)
・世界農業遺産および日本農業遺産で申請募集(18.01.17)
・日本農業遺産を認定-農林水産省(17.03.15)
・世界農業遺産 日本から新たに3地域(15.12.16)
・銀座で佐渡の実りをPR JA佐渡、JA全農(14.12.08)
重要な記事
最新の記事
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日
-
微生物農業資材を用いた大阪産の減肥料栽培で共同研究開始 ナガセケムテックス2024年4月19日
-
栃木県真岡市産バナナ「とちおとこ」使用「バターのいとこ」那須エリア限定で新発売2024年4月19日
-
大阪泉州特産「水なす」農家直送で提供開始「北海道海鮮にほんいち」2024年4月19日