30年7月豪雨でプッシュ型の緊急支援実施2018年7月13日
・パックご飯や缶詰などの食品を被災地へ農水省
農林水産省は「平成30年7月豪雨」で、被災規模の大きい岡山、広島、愛媛の3県に対し、被災者支援として、必要な食料が避難所など被災者の人々に速やかに行き届くようにするため、各県と調整の上で選定した拠点に対して、被災地域の実情に応じたプッシュ型支援をさらに実施する。
各県の拠点には、避難者数を踏まえた数量の物資など供給する。支援品目としては、調理の簡便性と栄養バランスを考慮し、(1)主食になり得るもの(パックご飯、カップ麺など)、(2)副食になり得るもの(缶詰、レトルト食品など)、(3)水分供給に資するもの(ミネラルウォーター、野菜ジュースなど)を供給する。
また、ベビーフード、粉ミルク、介護食品など、特別な配慮を要する人々への食品も供給する。また、拠点に配送された品目の在庫量に応じて適宜補充を行う。
プッシュ型支援とは、国が自治体からの具体的な要請を待たずに「被災者に必要不可欠」と見込まれる支援物資を緊急輸送すること。逆に被災地にヒアリングした上で、要請があった支援物資を被災地に送ることを「プル型支援」という。
(表)被災地域の実情に応じたプッシュ型支援 第一弾の支援予定数量
(関連記事)
・農林水産被害 110億円-7月12日現在(18.07.13)
・農林水産関係被害 74億円-7月豪雨(18.07.12)
・平成30年7月豪雨で特別相談窓口を設置 日本公庫(18.07.12)
・豪雨被害 政府備蓄米の支援も準備(18.07.11)
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