野菜不足と7割が回答 「サラダ白書2017」調査結果2017年7月25日
パッケージサラダを販売する(株)サラダクラブは、「野菜の日」(8月31日)に合わせて、サラダの食文化の把握を目的に年次調査を毎年実施している調査結果を「サラダ白書」として発表しているが、その最新調査結果を「サラダ白書2017」として公表した。
今回の調査テーマは、「○野菜や料理に対する意識」、「○家で作って食べるサラダ」についてとなっている。
調査は、Webアンケートで、全国の20歳から69歳までの男女2057名を対象に実施されている。
■20歳代女性の9割が野菜不足と意識(図参照)
野菜不足を意識しているかの問いに、「野菜不足を意識している」人が全体の72%を占め、「野菜不足を意識したことはない」(13%)、「充分に摂れている」(15%)を合わせても28%と3割にも満たないという結果になっている。
男女ともに年代が若いほど野菜不足意識が強く、とくに20歳代女性の約9割(87%)が野菜不足だと意識している。
野菜不足の理由としては、「意識して摂っているが、十分ではないと思う」(33%)、「野菜価格が高いから」(30%)が上位を占めている。
サラダを作るときに心がけていることは、女性では年代が高くなるほど「新鮮さ」「彩り」「季節感」「多品目」「減塩」を心がけているが、20代から30代では「時短」意識が高い。また、サラダに関する悩みとしては「レシピがマンネリである」(34%)が突出しており、単身世帯では「買った野菜を使い切れない」(28%)ことが大きな悩みとなっている。
■パッケージサラダのメリット増加
パッケージサラダを利用するメリットについては、「手早くすぐに使えて便利」が63%ともっとも多かった。次いで「野菜不足を手軽に解消できる」(43%)、「複数の野菜を買うより経済的」(39%)となり、利便性や野菜不足解消、経済性をメリットに感じる人が増加傾向にある。
重要な記事
最新の記事
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日
-
微生物農業資材を用いた大阪産の減肥料栽培で共同研究開始 ナガセケムテックス2024年4月19日
-
栃木県真岡市産バナナ「とちおとこ」使用「バターのいとこ」那須エリア限定で新発売2024年4月19日
-
大阪泉州特産「水なす」農家直送で提供開始「北海道海鮮にほんいち」2024年4月19日
-
産業用ドローン世界市場 2023年は1兆4124億円に成長予測 矢野経済研究所2024年4月19日
-
バラ酵母使用「一ノ蔵 純米吟醸 プリンセス・ミチコ」数量限定発売 一ノ蔵2024年4月19日