人事2024 左バナー 
左カラム_シリーズ_防除学習帖
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
左カラム:JCA160_86
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
日本曹達 231012 PC
FMCプレバソンSP

クモの糸をカイコが紡ぐ 生物研が実用へ2014年8月28日

一覧へ

 農業生物資源研究所(生物研)は、このほどクモとカイコの糸の性質を合せ持つ新しいシルク(クモ糸シルク)を生産するカイコの作出に成功した。通常のシルクと同じように織物加工が可能。通常のシルクの1.5倍の強度があり、幅広い応用が期待できる。

 クモの糸は、強くて伸びる性質を持つ繊維だが、クモは共食いする性質があり、人工的な生産は困難だった。微生物でクモ糸タンパク質をつくることは可能だが、繊維化の過程が必要で、強度も弱く、機械加工が難しいなどの問題があった。
 生物研は、実際のシルク生産に使うカイコ品種にクモ糸遺伝子を導入し、強くて切れにくいクモ糸の性質とカイコ本来の光沢や柔らかさを合わせ持つクモ糸シルクを生産することに成功した。
 強度で鋼鉄の20倍の切れにくさを持つといわれるアメリカのジョロウグモの縦糸に匹敵するという。
 今後さらに強度や機能性を高めることで、手術用縫合、衣料素材や防災ロープ・防護服などの特殊素材の開発が期待される。

生糸の物性比較

「切れにくさ」の比較

(関連記事)

組み換えカイコの判別が簡単に 生物研(2014.08.27)

小麦の遺伝子解読に成功 生物研など(2014.07.18)

相乗効果で極めて高い殺虫力 生物研が解明(2014.05.26)

ゲノム情報データを素早く検索 AgrIDを公開(2014.05.22)

宇宙で昆虫が成長 生物研など(2014.04.16)

重要な記事

日本曹達_ナブ乳剤_SP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る