9月24日から土壌医検定研修会 参加者募集 日本土壌協会2016年8月23日
(一財)日本土壌協会は平成28年度土壌医検定研修会をレベル別に9月24日から開く。現在、各種研修会の受験申し込みを受け付け中。
同協会は土壌医検定、資格登録事業を通じて土づくりの人材育成を図っており、今回、検定試験受験者対象の研修会と資格登録者対象の研修会を開く。
各種研修会の日程は次の通り。
◎土壌医検定研修会(主に受験者を対象としたもの)
参加費は2万円で2日間で1セット。
・札幌コンベンションセンター(北海道札幌市):11月12日、13日:2級・3級受験レベル
・東北工業大学(宮城県仙台市):9月24日、25日:2級・3級受験レベル
・ちよだプラットフォームスクエア(東京都千代田区):10月29日、30日:1級受験レベル
・東京農業大学(東京都世田谷区):12月10日、11日:2級・3級受験レベル
・名古屋学院大学(愛知県名古屋市):10月1日、2日:2級・3級受験レベル
・エル・おおさか(大阪府大阪市):12月3日、4日:2級・3級受験レベル
・福岡 電気ビル 本館:11月5日、6日:2級・3級受験レベル
申し込みは同協会ホームページから。
◎資格登録者の研修会(参加希望する未登録者も受講可)
・連合会館(東京都千代田区):11月26日、27日:[中級・上級対象]
・開催地など検討中[初級・中級対象]
申込み準備中。
土壌医検定は、近年野菜を中心に養分バランスの崩れからの生育障害や連作障害などが問題になっており、コスト低減の観点から土壌診断による適正施肥が重要な課題となっていることを背景に、土づくりの人材育成のため行われている。平成27年度は3000人を超える受験者があった。
土壌医検定は1級から3級まで設けられている。
1級(土壌医)は土づくりの高度な知識と技術を持ち、5年以上の指導実績、または就農し土づくりに取り組んだ実績を持つ人。具体的には処方箋作成と施肥改善、作物生育など改善の指導ができるレベルのもの。
2級(土づくりマスター)は、土づくりのやや高度な知識と技術を持ち、土壌診断の処方箋を作成できるレベルのもの。
3級(土づくりアドバイザー)は、土づくりの基礎的な知識と技術を持ち、土づくりアドバイザーとして対応できるレベルのもの。
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