果樹の新品種育成と育種技術開発でセミナー 農研機構2017年10月24日
農研機構果樹茶業研究部門は、11月7日に愛媛県松山市で、果樹バイテク研究公開セミナー「果樹の新品種育成と新たな育種技術の開発状況」を開催し、カンキツを中心に果樹育種の進展とゲノム編集など新たな植物育種技術の開発状況についての最新成果を報告する。
我が国では優れた品種同士をかけ合わせる交雑育種で、世界でトップクラスのブランド力を持つ果樹品種を育成し、果樹産業の発展に貢献してきた。近年、消費者や生産者の多様なニーズに応えた画期的な新品種を効率的に育成するために、ゲノミックセレクションなどの次世代型の育種技術が開発され、育種年限の長い果樹においても研究が進められている。
このセミナーでは、カンキツを中心に果樹育種の進展とゲノム編集など新たな植物育種技術の開発状況について、最新の成果を報告し情報交換を行う。
【セミナーの概要】
○日時:11月7日(火)13:00―15:00
○場所:リジェール松山 8階 クリスタルホール
(松山市南堀端2番地3 JA愛媛8F、Tel 089-948-5630)
JR松山駅から徒歩15分、市内電車・南堀端駅から徒歩5分
○講演:座長 別所 英男(農研機構果樹茶業研究部門)
1)果樹の新品種育成とDNAマーカー開発
▽愛媛県におけるカンキツオリジナル品種の育成とブランド戦略:岡本充智(愛媛県農林水産研究所果樹研究センターみかん研究所)
▽ゲノム科学でみかんに含まれる健康に良い成分を増やす-β-クリプトキサンチン-:藤井浩(農研機構果樹茶業研究部門)
▽リンゴのカラムナー樹形を探る-省力樹形化のメカニズムと育種利用-:岡田 和馬(農研機構果樹茶業研究部門)
2)植物の新たな育種技術
▽植物のゲノム編集技術の最前線:刑部祐里子(徳島大学生物資源産業学部)
○申込方法:10月20日(金)までに農研機構果樹茶業研究部門Webページより申し込む
申し込みサイト
http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2017/09/077243.html
同一機関からの申し込みは原則5名以内。
【問い合わせ先・事務局】
農研機構果樹茶業研究部門企画管理部企画連携室 果樹連携調整役
住所:〒305-8605 茨城県つくば市藤本2-1
TEL:029-838-6451
FAX: 029-838-6440
E-mail:kikaku-fruit05@naro.affrc.go.jp
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