農機・資材 特集詳細

特集:年頭あいさつ2018

2018.01.03 
佐竹 利子 氏(株式会社サタケ 代表)一覧へ

より高度な新機軸製品の開発へ

 

佐竹 利子 氏(株式会社サタケ 代表) 明けましておめでとうございます。輝かしい新春を迎え、謹んでお祝詞申し上げます。
 昨年の経済情勢を顧みますと、IMFが2017年の世界経済の成長率を3.5%、2018年を3.6%と予測し、先行き不透明な要因はあるものの、当面は悪化に転じるリスクは小さいと思われます。日本でも、2018年は輸出の増加基調や雇用所得環境の改善、五輪関連の建設需要などを背景に底堅く推移するものと考えられます。
 弊社を取り巻く市場環境は変化と成長が見られます。国内では農業構造の変化に伴い、集落営農や農業法人など大規模経営体への農地集積が進展しています。穀物乾燥機やもみすり機なども大型機種が主流となり、よりコストパフォーマンスの高い製品が求められています。プロ農家が要望する仕様やICTの活用などを加味した、より高度な新機軸の製品開発が必要不可欠です。厳しい状況ではありますが、日本農業の新たなステージの到来とも言え、ビジネスチャンスはあると考えています。
 また、地域の再生・活性化を企図した「豊栄プロジェクト」は、その第一段階としてレストラン機能を有する交流・情報発信拠点「豊栄くらす」(広島県東広島市)が昨年立ち上がりました。また今年は、豊栄町内にある佐竹鉄工株式会社様でバイオマス発電の試験プラントが建設され、将来の地域バイオマス活用を目指しています。
 乾燥調製施設や精米工場などのプラント関連も、一層の合理化・集約化が求められており、顧客への価値ある建設的提案をさらに進めていきます。その一方で、豆・ナッツ・加工食品・プラスチックなどの穀物以外の加工・選別の需要が高まっており、精米・選別技術の水平展開を加速させ、異業種への提案も積極的に行う所存です。
 海外関係では、特にアジア圏での経済成長が弊社にとっても追い風となっています。大企業・国営レベルの精米プラントの弊社シェアは高く、それ以下のミドルクラスへの開拓へとステップを進めています。そのクラスが求める品質・性能をリーズナブルな価格で提供する戦略が徐々に功を奏しており、今後の伸びしろに期待しています。
 弊社は、年初の基本方針に「会社を取り巻くすべての人々を幸せにする」を掲げています。その実現のためには、まず社員とその家族が幸せで、仕事と家庭の両立を健康的に図ることが必要だと考えています。その意味では「働き方改革」とはニュアンスが少し違いますが、これからも、より一層の改革・挑戦で健康経営を積極的に進め、働きやすく、有意義な休日を過ごせる環境の整備・構築に努めます。
 最後になりましたが、日頃のご厚誼に感謝するとともに、関係各位の益々のご健勝とご発展を祈念いたします。

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