トップページにもどる 農業協同組合新聞 社団法人農協協会 農協・関連企業名鑑


過去最高の売上高を記録
ダウの2000年第2四半期実績
 

 ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(ウィリアム・スタブロプロス社長兼CEO、本社=米国ミシガン州)はこのほど、2000年第2四半期の業績を発表した。
 それによると、全事業部門と全地域において売上が増加、この結果、売上高は22%増の56億ドルと第2四半期として過去最高の記録を達成したほか、1株当たり利益も0・77ドルと前年同期比26%の増加となった。

 また、EBIT(利息・法人所得税および少数株主持株分損益前当期利益)についても、原料高とエネルギー・コスト増にもかかわらず前年同期比25%増の9億2600万ドルとなっている。今期もバランスのとれた製品構成により、機能性製品各部門では販売数量が2ケタ増を記録、基礎化学品部門は大幅な価格改善を達成した。

 農業製品部門では、EBITが前年同期比で横這い基調の1億5800万ドルとなった。新製品の伸長に加え生産性の向上が寄与し、全世界で厳しい状況下にある農業からの影響を緩和するだけでなく、バイオ・テクノロジーへの投資を引き続き支えた。

 なお、下半期の見通しについてJ・ペドロ・ラインハルト副社長兼CFO(最高財務責任者)は、「原料コストとエネルギー・コストも安定化すると予想される。化学産業のファンダメンタルズが一部、小幅ながら短期的に軟化するであろうが、下半期も業績の伸びが期待できる。株主にとっての長期的利益をもたらすダウの戦略に確信を持っている」、と語っている。


農協・関連企業名鑑 社団法人農協協会 農業協同組合新聞 トップページにもどる

農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
webmaster@jacom.or.jp