日本肥糧（株）（日野政晴社長＝東京都中央区日本橋本町１−10−５）は４月１日、時代の潮流に乗りホームページを開設した。「社員の手作り」（同社肥料本部）というが、なかなか斬新的な仕上がりとなっている。これにより化成協会員23社中、15社がホームページを開設したことになる。
　日本肥糧（株）は、低位生産地に対する施肥の合理化・腐植の利活用により、地力の増進と作物の高品質・増収を図り、さらに日本農業に寄与することを目的に、1949年（昭和24年）12月に設立された。一見、地味な会社であるが、日野社長以下、全社員一丸となって業務遂行に取り組んでいる姿には眩しいものがある。

　同社は、固形肥料、粒状固形肥料、腐植質土壌改良材、園芸培土等を製造・販売している。特に、生産者農家から絶大な人気を呼ぶ「固形肥料」は、良質な腐植質有機物（木質泥炭）に肥料成分を物理的・化学的に吸着結合させ、成型または造粒した腐植マトリックス肥料であり、同社の主力品ともなっている。 　工場を見ると、新町工場（群馬県）と半田工場（愛知県）の２工場体制で「固形肥料」、「粒状固形肥料」、「腐植質土壌改良材」を、また新町工場では「園芸培土」、「有用微生物入り腐植質土壌改良材」も製造している。

　ホームページアドレス　http://www.nihonhiryo.co.jp