無洗米が、広く消費者に認知されてきていることを反映し、ＢＧ無洗米の生産量は、予想以上の伸びを見せている。
平成12年度は当初予測された年産22万トンを大幅に超える25万トンに達し、13年度は35万トンに達するであろうと予測されている。特に首都圏地域の需要の伸びは著しく、供給体制の確立は急務となってきている。
（株）東洋精米機製作所では、こうした需給状況に対応し、このほど、首都圏地域へのＢＧ無洗米供給基地となる新工場を、埼玉県坂戸市に建設する運びとなった。
この無洗米工場は、工場の一部を希望者に賃貸するという新しい無洗米工場のスタイルを目指している。
このＢＧ無洗米工場は、平成14年１月の竣工を目途に建設されるが、トーヨーでは予めＢＧ無洗米製造企業各社に、同工場の活用法についての意見や提案を募り、それらを勘案し活用方法を検討してきた。その結果、下記の内容が決定した。
◎東洋精米機製作所のＢＧ無洗米委託工場をできるだけ早く建設する。
◎同時に、ＢＧ無洗米製造を希望する企業に同工場の一部を仕切り、土地・建物を賃貸する。
この工場のＢＧ無洗米年間生産数量は、５万トン規模になる見込みだ。尚、賃貸希望者の募集は７月16日まで行われる。
この件に関する申込み・問い合わせは、（株）東洋精米機製作所・企画部（ＴＥＬ073−471−3011）まで。
