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アグリビジネス業界ニュース

小学校低学年向けの小冊子
『植物を育ててみよう』を発刊

― 日本化成肥料協会 ―

小冊子「植物を育てて」みよう
 日本化成肥料協会(市川淳会長=東京都中央区日本橋室町3−1−6)はこのほど、小学校低学年向けにトマトの栽培を通して、肥料の大切さやその役割をわかりやすくまとめた小冊子『植物を育ててみよう−トマトの栽培に挑戦−』を発刊した。植物や肥料に対する興味を高めて貰うのが狙い。10,000部の発刊。
 同協会では平成6年以降、農業の重要性や肥料の役割、環境問題などを質問形式で編集した『化学肥料Q&A』シリーズをはじめ、最近のガーデニングブームを背景に一般家庭の方々の肥料に対する関心の高まりに応えるため『家庭菜園での化成肥料の使い方』、『花と花木への化成肥料の使い方』を作成し、一般家庭の方々の多様なニーズに応えてきた。
 また、昨年は主に小学校高学年から中学生並びにお母さん方向けに農業の重要性や植物の生育を通して肥料の働きなどを理解いただくことを目的に『肥料とは何か』を作成し、各方面に配布した。
 こうした広報活動に対し、小学校の先生方から低学年の生徒にも肥料についてのわかりやすい冊子の希望が多数寄せられたことで、今回の『植物を育てて見よう−トマトの栽培に挑戦−』の発刊に至ったもの。
 本冊子は、理科クラブの自由研究として、大好きなトマトを栽培する勇気君(ゆうきくん)を主人公に物語風に展開され、トマト栽培の難しさ、肥料と堆肥、化学肥料とは何かなど、勇気君の疑問を解決していくことで、トマトとともに成長する主人公の姿を描いたもので、植物や肥料に対する興味を高めていくには絶好の冊子と見られる。無料配布。
 なお、アメリカ、カナダで発刊された、翻訳向けの小冊子『植物養分チームと遊ぼう』(幼稚園から小学校低学年向け)も同時に発刊されており、セットでのお申し込みを。
 〔申込先〕 日本化成肥料協会 FAX(03)3241−0919まで。


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