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アグリビジネス業界ニュース

サタケ環境分野に進出
大型堆肥化施設竣工

― サタケ ―

 穀類調製加工機器の最大手メーカーとして業界をリードする(株)サタケ(佐竹利子代表・本社=東広島市西条西本町2−30)では、サタケの製品に信頼を寄せるユーザーに支えられて106年という1世紀を超える歴史を刻んできた。
 現在では、栽培から食卓にのぼるまで、全ての工程の機械を生産し、あらゆる米麦の情報が提供出来るトータルテクノロジーの食品産業総合企業に成長しており、日本はもとより世界140ヵ国とグローバルなビジネスを展開している。
 そのサタケが、ユーザーの多種多様な要望や様々なニーズに対応して、環境分野に進出、家庭用・業務用の生ゴミ処理機や自然の雪・氷を利用して野菜や穀物を保存する氷室・玄米倉庫、また畜産廃棄物を堆肥化する設備等々を開発し販売している。
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 この度、木島平村(事業主体=木島平村役場、長野県下高井郡木島平村大字往郷)に納入した大型堆肥化施設が竣工、7月9日に竣工式が行われた。
 この施設の特長は、吸送気微生物発酵方式とサタケ独自の最先端計測制御技術により、ランニングコストが低く、安定した完熟堆肥を得ることができるというもの。
 環境保全が大きな社会問題になっている昨今、ユーザーの堆肥化施設に対する関心は非常に高いものがあり、契約の問い合わせが殺到している。
 木島平村の大型堆肥化施設は、▽安全で健康にやさしい高品質堆肥作り、▽環境保全型農業の確立、▽畜産・耕種農家への貢献、の3項をコンセプトとして開発された。
 <施設の概要>
 ・処理量   30.9トン/日
 ・処理原料  乳牛の糞、下水汚泥、きのこ栽培の廃オガ屑
 ・堆肥の活用 水稲、アスパラガス、ズッキーニ等農産物圃場の土壌改良

 この施設の特長、及び独自技術の概略は次の通り。
 <特長>
 1.吸送気微生物発酵方式
 ・高温度、高速発酵で悪臭が少ない。
 ・荷受変動に順応性が高い。
 ・年間を通じて安定した品質の堆肥が得られる。
 ・発酵ガスを再利用するためランニングコストが低い。

 2.サタケ独自の最先端計測制御技術
 ・従来の勘と経験による管理から、データに基づく制御に変わり、高品質堆肥が安定生産できる。またオペレータの負担が軽減する。
 ・効率的な制御によりランニングコストが低くなる等。


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