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アグリビジネス業界ニュース

臭化メチル代替薬剤の効果など
4名の農家子弟に奨学金を贈呈
−報農会−


 (財)報農会(中村廣明理事長)は2月1日、平成13年度農家子弟への奨学金贈呈について審査委員会を開き、提出された研究報告を厳粛に審査した結果、下記の4名の農業大学校生に対し奨学金を贈呈することを決定した。
 この奨学金は、植物保護に広く関心を持ち、かつ農業後継者として科学的知識や技術を深めるために、県立農業大学校等に在籍して優秀な研究を行った農家子弟に対して贈られるもの。昭和58年度(1983年)に発足して以来、今回で19回目を迎え、延べ受賞者数は86校・86名に及んでいる。
 なお、奨学金は各10万円で、それぞれの在籍大学校長から賞状とともに贈呈される。
 【平成13年度受賞者及び調査研究課題】
 ▽タマネギ栽培における有機質資材散布が生育及び病害虫発生に及ぼす影響=北海道立農業大学校畑作園芸経営学科2年・山本透
 ▽ポインセチアにおける植物成長調整剤(わい化剤)利用による新仕立法の検討=京都府立農業大学校園芸専攻2年・田中沙苗
 ▽ハボタン花壇用生産における植物成長調整剤(わい化剤)処理が苗質に及ぼす影響=徳島県農業大学校花き教室1年・宮田祥司
 ▽臭化メチル代替薬剤としてのキルパー液剤の病害虫及び雑草抑制効果=大分県立農業大学校野菜園芸学科1年・内田勇一郎


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