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総支配人に内田氏 顧客重視の事業へ ―ダウ・ケミカル日本―

内田敬一郎氏 　ダウ・ケミカル日本（株）は7月11日、都内のホテルにおいて、同社農薬事業部門であるダウ・アグロサイエンスの日本における新体制発足にともなう就任披露パーティーを開催した。日本の風土・慣習に則った、主に顧客重視の事業展開を強くアピールした。 　今回のパーティーは、スティーブン・タトル氏の米国への帰任、ダウ・ケミカル日本（株）代表取締役副社長兼ダウ・アグロサイエンス事業部門日本・韓国総支配人に就任（7月15日付け）する内田敬一郎氏（写真）、さらに3月1日付けでディーエーエス菱商（株）代表取締役社長に就任していた芝原哲也氏の各氏を披露したもの。 　内田氏は1948年生まれ。三菱商事（株）では主に肥料・農薬事業に携わり特にロンドン、メルボルン、マドラスなど15年間におよぶ海外経験が高く評価されている。「顧客の視点に注力した事業の展開を図る」と今後の抱負を語った。 　また、芝原氏は1946年生まれ。旧三菱化成工業（株）よりダウ・ケミカル日本（株）へ転籍し、研究開発、営業、米国勤務などを歴任。「技術普及力に尽力し、メーカーの販売会社としての存在でありたい」を強調した。