JACOM ---農業協同組合新聞/トップページへジャンプします

アグリビジネス業界ニュース

報農後援会が「ろまん報農を」発刊
― 報農後援会 ―


ろまん報農
 報農後援会(佐藤仁彦会長)はこのほど、『ろまん報農』(第24号)を発刊した。
 1961(昭和36)年に設立された(財)報農会から育英費を受けた者、海外渡航費の援助を受けた者などが報農会の活動に協力し、会員相互の親睦、情報交換などを目標にして、1990(平成2)年に結成されたのが任意団体の「報農後援会」である。
 ちなみに、(財)報農会(中村廣明理事長)は同会の創始者である故館野栄吉氏(元日本特殊農薬製造(株)社長)の「農家のために報恩したい」との遺志を受けて嗣子館野栄一氏が、基金3000万円で(財)報農会の設立が企画され、1961(昭和36)年1月26日に設立認可を受けている。
 『ろまん報農』(第24号)では、巻頭で名古屋大学大学院生命農学研究科の道家紀志氏が「教育・研究の現場から最近思うこと」で寄稿している。同氏は、植物病理学分野の「植物感染生理学」に携わり40年を経るが、今後の研究において「情報に惑わされないで自らの目で見る能力、自ら課題を掘り起こす能力、自らの頭で考え判断する能力を鍛えることが一層重要となる」、と後人を導いている。
 また、日本植物防疫協会研究所の竹田勇氏は「アフリカ散見」としてアフリカ各国の農業情勢を報告している。同氏は、JICA調査団の一員として「現地に農業資材を支援していく上で、今後何が問題になるのか」を調査している。
 最大の問題は水不足だと指摘するが、資金不足のため国際的援助に頼らざるを得ないという。更に、人口問題、環境問題には時間がかかり、IMF・世銀などからの多額の債務、部族・種族間争いによる政治不安などにより、長期的視野で農業政策を打ち出し、実行する余裕がないという。戸惑うアフリカ農業の実態を報告した。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
webmaster@jacom.or.jp