JACOM ---農業協同組合新聞/トップページへジャンプします

アグリビジネス業界ニュース

好評のTWR無洗米を都内学校給食に導入
― 株式会社サタケ ―


 (財)東京都学校給食会は、今年4月より都内各学校の米飯給食用の米として、TWR無洗米(ティスティ・ホワイト・ライス)を導入しており、同会を通して米を購入している都内の小中学校・都立学校600校の内、すでに180校でTWR無洗米が使用されている。
 同会の佐藤康太郎業務課長は、「環境対策や作業性、経済性のメリットは勿論のこと、何より現在進められている衛生管理に配慮した調理施設への転換に合致することが、無洗米検討のきっかけ」と語った。
 TWR無洗米の採用決定については、「学校給食という子供たちの健康や安全を最優先するという立場から、TWR無洗米を採用した。採用ポイントの一つ目は、食品でもあるタピオカを使った安全で画期的な加工方法であること、二つ目は設備や方式が公開され安全確認ができることであり、最終的には(株)ヤマタネの岩槻精米工場を実際に見て、その品質の高さと衛生管理に納得できたから」と述べた。
 栄養士や調理師からの要望に応え、同会で行っている無洗米研修会や(株)ヤマタネの岩槻工場視察には、4月以来すでに150名を超える人々が参加し、無洗米に対する関心の高さがうかがえる。
 (株)サタケとしては、今後も公開主義に徹した安全性の確立と、よりよい無洗米の提供が出来るよう、さらに研鑽に努めたいと考えている。


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
webmaster@jacom.or.jp