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関係団体など約200名を集め 新会社設立披露パーティを開催 ―住化武田農薬―

挨拶する生津社長 　住化武田農薬（株）は11月29日、東京都千代田区の帝国ホテルに関係団体・企業および取引卸など約200名を集め、既に11月1日よりスタートしている同社の『設立披露パーティ』を開催した。新会社は、国内大手農薬メーカー同士の統合によるもので、国内外に与える影響は極めて大きい。 　席上、生津社長は、「豊かな社会づくりに貢献していくためにも、最有力農薬会社のメンバーとして、気概を新たに力強くばく進していきたい」と今後の抱負を語ったほか、日本の農業のみならず「世界の農業に羽ばたいていきたい」と夢を膨らませた。 多田会長（右）が役員を紹介 　また、来賓として山本佳彦農薬工業会会長は、2社は農薬業界の双璧であったと語ったうえで、「欧米化学企業の合併・再編は日本をひとのみにしてしまう勢いがある。この中で新会社は、日本および国際社会にビジョンを与えてほしい」と2社統合の英断を讃えた。 　住化武田農薬（株）は、武田薬品の強力な販売力を梃子に国内農薬市場でのプレゼンスを一層高め、海外市場では住友化学の有力な販売網を通じて拡大をはかっていくほか、研究開発体制および販売サービス体制を拡充させ、将来にわたる事業発展を目指していく。 総勢１７名による鏡開き 　その後、披露パーティは新会社首脳陣、松永ＪＡ全農肥料農薬部長、松木全国農薬協同組合理事長、青木東海物産（株）社長ら17名による「鏡開き」および「和太鼓」の演奏が行なわれ、会場を盛り上げた。なお、乾杯の音頭を管原（社）日本植物防疫協会理事長、中締めを淺山八洲化学工業（株）社長が行った。