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アグリビジネス業界ニュース

新防除機発表・実演試乗会
「2003年早春丸山元気フェア」開催

―(株)丸山製作所―


挨拶をする内山社長
挨拶をする内山社長

 (株)丸山製作所(本社=東京都千代田区内神田3−4−15 内山治男社長)では、2月12日〜14日の3日間、アズテックミュージアム(仙台産業展示館)において、同社東北支店管内のユーザーを対象に、ステレオスプレーヤを中心とした防除機の新機種発表・実演試乗会を開催した。
 この催しは今回で21回目の開催となるが、12日は管内系統農協関係者、13日は代理店関係者、14日は販社関係で1200名余のユーザーを招集し、盛大に開催された。
 フェアの冒頭挨拶に立った同社の内山治男社長は、BSEや無登録農薬など昨今の農業を取り巻く逆風に触れ、「明るく元気で活力ある農業を取り戻して頂きたい」と述べた。また、農薬問題では「リンゴ園で使える農薬も、隣の畑では使えない問題もあり、農薬の飛散を防ぎ適正な使用を可能にした新機構のSSも開発した」と語った。
 
 
屋外の展示場では最新の動噴や新機構を搭載したSSなどの実演展示が行われた
 さらに、食の安全性と環境問題は極めて重要な問題であるとの認識を示し、「再来年には創立110周年を迎えるが、千葉工場では環境に対する配慮から早くにISO14001の認定を取得した。<人と環境の理想的な調和を>をテーマに掲げ環境に優しい製品作りに積極的に挑戦していく。「誠意を持って人と事に当たろう」という社是を根底に持ちながら、ユーザーのニーズに応えていく」と抱負を述べた。
 屋外の展示場では、最新の動噴やブームスプレーヤー、ドリフト抑制装置など新機構を搭載したSSや、さくらんぼ・リンゴ農家に最適のご当地仕様SSとして注目のSSAーS602DXVTなどの展示実演をはじめ、評価の高いニュースタート搭載のチェーンソーによる丸太切り(与作大会)なども行われ、盛況裡にフェアーを終了した。 (2003.2.19)


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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