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アグリビジネス業界ニュース

　ペリベール氏が社長兼ＣＥＯに
《ダウ・アグロサイエンス》

　ダウ・アグロサイエンス社（米国・インディアナ州）は11月19日、Ａ．チャールズ・フィッシャー社長兼ＣＥＯ（最高経営責任者）が2004年２月１日付けで退任し、後任としてジェローム・ペリベール農薬担当副社長が任命されたと発表した。
　ペリベール氏は、フランス生まれの49歳。1977年にスペシャルティ化学品担当の営業部員としてダウ・フランスに入社。その後、農薬部門の東ヨーロッパ担当マーケティング・マネージャーとして農薬事業へ転籍した。
　1985年以降は、中近東、アフリカ、欧州などを担当し、1993年グローバル・コマーシャル・ディレクター、1997年グローバル戦略リーダー兼ダウ・アグロサイエンス経営委員会メンバーと昇り、1998年副社長に就任していた。
　今後は、ダウ本社のＣＦＯ（最高財務責任者）兼取締役副社長であるペドロ・ラインハルト氏の右腕となり、これまでの豊富な経験を発揮して陣頭指揮を執っていく。パリ政治学院（フランス）で経済および金融学修士号を取得。
　なお、フィッシャー氏は、今後、ダウ・アグロサイエンス社の重役委員会会長として、同社の経営方針および投資計画の監督的役割を担う。　（２００３．１１．２０）