アグリビジネス業界ニュース／ＪＡＣＯＭ

アグリビジネス業界ニュース

平成15年9月期中間決算を発表
―丸山製作所―

　（株）丸山製作所では、平成15年9月期中間決算（15年3月中間期連結業績・平成14年10月1日～平成15年3月31日）を発表した。
　それによると、欧州向けの刈払機が大幅に伸びたものの、国内では、果樹園向けの大型機械が減少するほか、主力の農林業用機械が全般的に伸び悩んだため、国内外の連結売上高は112億9500万円（前年同期比4.4％減）となった。
　利益面では同社グループ全体で、固定費圧縮、経費削減など利益向上に努めたが、売上高の減少で連結経常損失は2億7500万円（前年同期比12.6％増）となり、また投資有価証券評価損の計上により、連結中間純損失は7億2600万円（前年同期比66.6％増）となった。
　部門別売上高状況は、国内外の農林業用機械の売上高合計は、85億3200万円（前年同期比4.6％減）、工業用機械の国内外売上高は14億6600万円（前年同期比6.7％減）、消防機械などその他の機械の売上高合計は11億7800万円（前年同期比1.5％増）、不動産賃貸他の売上高は1億1700万円（前年同期比10.6％減）となった。　（２００３．５．１９）