農業協同組合新聞 JACOM
   
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開栓後の常温保存に注意を ペットボトルで業界が調査結果
―全国清涼飲料工業会―


 路上や電車の中などでペットボトルの飲料を飲み歩く若者が多い。(社)全国清涼飲料工業会はその正しい扱い方を知らせるための実態調査結果を7月15日発表した。それよると、キャップを開けた後は、さすがに「冷蔵庫に入れる」が66%と最も多かったが、次いで「持ち歩く」が50%弱で「テーブルや机上に置いておく」の41%と合わせると「常温」のままにしておく人がほとんどだった。
 このため工業会は「飲み残しを常温で放置しておくと、雑菌やほこりが入り、トラブルにつながる。早く飲み切ること」と注意を促している。
 なぜ「ペットボトルやボトル缶入りを利用するか」では「キャップを占めておける」が最高。若い層では「持ち運びしやすい」が比較的多く、「流行っているから」も8.6%あった。
 なおペットボトル入り清涼飲料の生産量シェアは95年の23%から02年には約54%とうなぎ登りに増えている。工業会にはリサイクル団体も加盟している。 (2003.7.16)

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