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地酒づくりを応援 虎ノ門パストラルが地方との提携イベント
《パストラル》


デリケートな日本酒の味を楽しむセミナー(2月27日、虎ノ門パストラル)
デリケートな日本酒の味を楽しむセミナー(2月27日、虎ノ門パストラル)
 東京都内の有名ホテルが食文化に関わるイベントを競い合う中で、(株)パストラル(小橋暢之社長)は地域農業と結びついた地酒づくりを応援する「名醸蔵人と語る会」を2月27日に開き、予想を上回る約80人が集まって山形県の地酒20種類の味を楽しんだ。
 日本酒をアピールする企画は初めてで、コメ消費拡大の一助にもと、これをシリーズ第一弾として今後、他県の地酒も次々に紹介していく計画だ。
 この日は清酒のことを勉強するセミナーがあり、講師の尾原儀助・男山酒造(株)社長が基本知識や品質表示基準などを解説した。
 さらに▽おカンをすると甘みが増す▽温度に応じて盃の形を選ぶこと▽ビールのように冷やし過ぎないこと、などデリケートな味の楽しみ方も説明した。
 ついで山形名物を盛り込んだ会席料理を味わいながら山形の蔵元(5社代表が参加)たちと語り合った。
 (株)パストラルは農林漁業団体などが母体。最近は都心にある地の利を活かしたマーケティングに力を入れ、食文化関係ではワインセミナーとか薬膳の会などの企画を多彩に連発。そんな中で、すべてのイベントに出席してくれる常連客も出てきたという。 (2004.3.4)


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