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中国蘇州工場の増設竣工式を挙行〜需要に対応し生産能力を拡充〜
《サタケ》


 3月15日、サタケのグループ会社で中国・江蘇省蘇州市にある「佐竹機械蘇州有限公司」(以下、蘇州工場)において、工場増設の竣工式が行われた。
 竣工式には、蘇州工場の薫事長(代表者)である佐竹利子代表はじめ、工場関係者、工事関係者、行政関係者、ユーザーなど約150名が参加した。
 蘇州工場は、1997(平成9)年、精米・製粉機械設備及び色彩選別機の製造・販売を目的に、サタケの100%出資で設立された。その後、売上の8割を占める中国国内の国営企業などへの販売が順調に伸び、年間約800台のフル生産状態が続いていた。
 このため、需要増に対応し、併せてサタケグループの主要生産拠点として、欧米・アジア・アフリカなどへの輸出基地の役割を果たすべく、工場増設を行ったもの。
あいさつをする佐竹利子代表
あいさつをする佐竹利子代表
 増設規模は、約6万平方メートルの敷地内にある1万平方メートルの工場を、2倍の2万平方メートルに拡張した。また新たにショールーム、試験室、電子機器用のクリーンルームを設置した。
 工場増設に伴い、これまでの従業員数260人(うち日本人7名)を、順次300人体制へ増員させる。売上は22億円(2003年度実績)から36億円(2004年度)に伸ばす計画だ。
 また、サタケではサービスの充実を図るため、現在の北京・瀋陽・蘇州・ハルピンのサービス拠点に加え、廈門(アモイ)にも新たに開設し、その後もサービス拠点を増やす予定でいる。
(2004.3.17)

 



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