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ＢＧ無洗米ラインを増設し、ソフトニューマを導入 《千葉県食糧》

説明する雑賀社長 　（株）東洋精米機製作所（和歌山市・雑賀慶二社長）は、１１月１７日、同社の銀座情報センターにおいて記者発表を行い、千葉県食糧株式会社でのＢＧ無洗米機増設・ソフトニューマの導入などを説明した。 　千葉県の大手米穀卸、千葉県食糧株式会社（千葉市・宍倉平八郎社長）は、平成１２年１０月、塩浜精米工場（市川市）内にＢＧ無洗米機を導入して、大手量販店や生協を中心にＢＧ無洗米を供給してきた。 　最近ではさらに、生協などからのＢＧ無洗米の需要が急増しており、これに対応するために、このほど新たに千葉精米工場（千葉市）内にも、ＢＧ無洗米機１基を増設した。また、３６本のＢＧ無洗米用タンクを新設し、それらをつなぐ米の搬送装置として、米粒を傷めずに搬送できる最新鋭の空気輸送装置「トーヨーソフトニューマ」を全面採用した。 　「トーヨーソフトニューマ」の導入は、（株）東洋精米機製作所の直営工場であるトーヨーライスセンター福島工場、同関東工場に次いで３工場目となるが、外部企業では初めての導入となる。 　現在、同社が受注し工事を行っている精米工場のほとんどが、ソフトニューマを採用しており、年内から年明けにかけて、全国各地で新しいスタイルの精米工場が相次いで竣工稼動することになる。 千葉精米工場遠景 ソフトニューマの様子 　なお、今回の千葉精米工場の稼動で、全国のＢＧ無洗米工場は５５カ所、ＢＧ無洗米機の設置台数は７５台となった。今後も、ＢＧ無洗米製造設備の新設・増設の動きは、全国的に進むものと見られている。

（２００４．１１．１９）

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